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スモールワールズ みんなのレビュー

第9回静岡書店大賞小説部門 受賞作品 第43回吉川英治文学新人賞 受賞作品

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みんなのレビュー760件

みんなの評価4.1

評価内訳

747 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

自分の周りの世界に囚われた人たちを描く短編集

2023/11/11 20:07

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:りら - この投稿者のレビュー一覧を見る

最初と最後の話だけ繋がっていると思う。

こころに重いものを抱えるひと、
自分の周囲の世界が判断基準になっている。
だから、視野も狭くなり、その中では生きるのも苦しい。
その中で、どう生きていくかを見極め、決めることができるのは自分だけ。
苦しさをどうにか変化させるべく自分で行動を起こすこともできるし、すべてを受け入れて今のままで生きていくこともできる。
どれが正しく、どれが誤りとかではなく、自分で考えて選んで決めたのなら、それもありなのかと思う、そういうお話たち。
そこへ至る過程に、もやっとしたり、涙が出たり、じんわり温かい気持ちになったり…、ひとのいろいろな感情を知っていて、それを平易な言葉でありながら、しみる言葉に紡いでいくことのうまい作家さんなのだと思った。

透徹したテーマがありながら、いずれも毛色の違う話で、深い人に対する洞察を感じさせる。
じっくり味わいたい。

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電子書籍

小さな世界の集合体

2023/01/10 18:52

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:mii - この投稿者のレビュー一覧を見る

家族がテーマの短編集。どの話にも毒があり読み終わりはもやっとする。
少しずつですが各話に繋がりや関わりがあり、特に最後の「式日」を読んだ後は
一番初めの「ネオンテトラ」を読み返したくなります。
「式日」の2人の会話の流れがとても好きなのですが、やっぱり色々と悲しくなってしまう。

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紙の本

連作短編集

2022/10/11 10:33

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る

連作短編集である。一見一話一話が独立しているように見えるが実はつながっていたのだな。細やかな心情の揺らめきを丹念な筆致で描き出している。私はどちらかといえばこのようなタイプの作風は好きではないのだが、いくらかユーモアを含んだ編もあり、それなりに楽しんで読むことができた。

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紙の本

ワールド

2021/11/06 10:33

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投稿者:なま - この投稿者のレビュー一覧を見る

スモールワールズというタイトルからは考えられないくらい多くのことを感じました。短編集ですが、一つひとつの話が大きな流れの様なメッセージを感じました。

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紙の本

街の灯り

2021/08/13 09:37

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:GORI - この投稿者のレビュー一覧を見る

6話の短篇集
どの話も毒があって不安な気持ちを感じながら読んでいると、ラストいい話でホッとさせられるものもあった。
しかし「ネオンテトラ」だけは読みたくなかった。
何が言いたい?何を伝えたい?こんな物語を読んで、どう感じたらいい?

被害者遺族の新堂深雪と犯罪者の向井秋生の手紙のやり取りで物語が進む「花うた」は秀逸。
兄を殺された深雪の憎しみ、寂しさ、秋生への気持ちと秋生の生い立ち、秋生の気持ち、反省が素直に書かれていて、ラストの展開も見事。

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電子書籍

確かな描写力

2021/08/10 18:21

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投稿者:うみしま - この投稿者のレビュー一覧を見る

新聞の書評を見て読みたいと思っていたら、いつの間にか直木賞候補作となっていました。初めて読む作家さんですが、確かな描写力に裏打ちされたストーリーは一つ一つ手触りが違う味わいとなっています。連作短編なので、緩やかに環となってつながるのですが、一つ一つの物語だけでも十分に楽しめる内容です。特に気に入ったのは、「魔王の帰還」と「愛を適量」です。ストーリーもほっとするような温かなものとヒヤリとした感触のものがあり、そのいずれもしっかりとした造りになっています。今後の作品も楽しみです。

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電子書籍

どの世界にも毒がある

2021/06/30 22:25

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投稿者:kochimi - この投稿者のレビュー一覧を見る

どの世界にも毒がある。
自分と、その周りの何人かの小さな世界であっても、
キッチリ毒が混入されている。
そのことに畏れおののくと同時に、
ちょっとだけ安心する。

6編のショートショートの中で、
花うたという作品が一番心に残りました。
涙なくしては読めませんでした。
ピースをなくさないようにすること、
なくしたかけらを埋め合わせることの意味を
ずっと考えています。

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紙の本

小さな世界で、心をのぞき込む

2021/06/18 19:53

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投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る

思い通りにならない不条理な世界が、少しだけ愛おしいものになる短編集。一つ一つの物語に、明らかなつながりはないけれど、読み終えたときの、不思議なやるせなさで、つながっているのだと思う。こじんまりとした箱庭のような物語だ。

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2022/01/08 09:22

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2021/04/27 10:25

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2021/08/25 19:28

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2021/05/12 17:29

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2021/09/12 12:39

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2021/04/23 08:32

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2021/04/23 08:06

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