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みんなのレビュー48件

みんなの評価4.1

評価内訳

48 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

信じ真を求める

2021/12/03 17:28

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:かずさん - この投稿者のレビュー一覧を見る

日本初の女性聖像画師、山下りんの生涯を描いた作品。明治初期画業を生業とせんとし茨城県笠間を出、師を求め東京へ。転々としながらも真の師を求めるうちにロシア正教へ入信し才能を認められロシアサンクトペテルブルクの修道院へ単身留学。そこではイコン画を学ぶが常に自分の求める事と与えられた画題と指導者への思い違いから強い葛藤に陥り体調までも崩し帰国。でも師ニコライは何も言わず迎えれる。しかし自分の求めることを見つけられず市中へ。市中にありながら見つけた真は。読んでいると作者の以前の時代小説とは違い近代を生きた人を描いた「類」と同じような心の重さを感じた。作中のニコライ主教の東北訛りの言葉はなんとなく暖かみを感じ、最終章の笠間での隠居生活は自分の道を求め続けた自然さを感じさせた。

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紙の本

とてもいい!

2021/11/12 08:41

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:けん - この投稿者のレビュー一覧を見る

とても読みやすくてとても良かったです。

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紙の本

読み応え十分の歴史小説

2021/11/05 07:08

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る

日本で初めてのイコン(聖像画)画家である山下りんの名は、日本史の授業であったかそれとも美術での授業であったかそれすらおぼつかないが、ただうっすらと記憶に残っていた。
 幕末から明治期にかけて生きたそんな彼女の生涯を描いた歴史小説を読んでみたいと思ったのは、かつて葛飾北斎の娘を描いた『眩(くらら)』や森鴎外の息子を描いた『類』など、重厚な作品ながら丹念に描いた作品を発表し続ける朝井まかてさんの作品だということが大きい。
 そして、その期待ははずれなかった。

 明治の代になって間もなく、絵の勉強がしたいと家出同様に笠間(茨城県)から東京を単身目指した女の子がいた。それが、山下りん。
 一旦は故郷に連れ戻されるが、彼女の意思が固いことで母も兄も東京での絵の勉強を認めることになる。
 やがて、彼女は神田駿河台のロシア正教会で洗礼を受け、ロシアに留学するという幸運をつかむ。しかし、彼女が思い描いていた西洋画の勉強ではなく、古いギリシャ様式のイコンの模写を強いられていく。
 言葉もうまく通じない中での葛藤。ついに、彼女は追い返されるようにして日本に戻される。
 日本に戻った彼女は、やがて日本で初めてのイコン画家となっていく。

 女性の生き方を描いた作品ともいえるし、明治期の日本人の生き方を描いたともいえる。
 山下りんのような女性が明治期にいたことに驚きすら感じる。
 この作品では彼女の生涯だけでなく、明治期のロシア正教会を信仰のもととなったニコライ主教の姿など、幅広い歴史小説となっているのも、本作の読みどころといっていい。

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紙の本

絵師

2022/07/22 09:10

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:なま - この投稿者のレビュー一覧を見る

絵を学びたい一心で明治という時代にロシアへ渡ろうとする山下りんという人の生き様がすごいと思いました。日本初のイコン画家となるまでの苦労が伝わる大作だと思います。

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紙の本

清々しいほどの生きざま

2022/01/15 21:45

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投稿者:GORI - この投稿者のレビュー一覧を見る

絵を描く事を極めたく一生を捧げた山下りん。
しかし美を極めたい気持ちから、宗教画を描くことに一生を捧げることになる。
なんとも壮絶で波乱に満ちた一生を、気持ち良いほどの度胸で生き抜いた物語。
過酷な生き様はユーモアで肝が据わって、読んでいて気持ち良いほど。
やはり何かを成し遂げたいと一生を捧げた物語には、読む者を魅了する魅力がある。

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2021/06/25 16:50

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2022/09/26 16:32

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2021/08/18 12:55

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2021/08/10 16:57

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2021/09/04 17:51

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2023/07/15 15:11

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2021/09/02 17:43

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2021/09/09 08:49

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2021/09/14 08:14

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2021/09/18 12:50

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