紙の本
金鳥の死
2024/04/25 05:26
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あゆ - この投稿者のレビュー一覧を見る
山内の将来の道を模索するために金鳥の命を受けて人間界に降りる事になった雪哉。人間界の様々な事に驚きながらも楽しむ姿に読んでいても微笑ましく楽しくなる。こういうところが作者の力量だと後から気付く。そんな時に突然 金鳥の惨殺が起こる。山内に呼び戻される雪哉は、犯人を見つける任務を遂行する。犯人の滝本の今までが綴られていく。久しぶりの烏シリーズ。登場人物や独特の背景の難しさから、購入を迷ったけれど、初巻から丁寧に物語の世界観を書いてくれていた作者のおかげで、読み出すとすぐに思い出して没頭してしまった。さすが阿部智里先生
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:イシカミハサミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
第二部というのはこういう物語だったのか。
なんとなくの輪郭こそ読まされていたものの。
想像をさらりと飛び越えていく現実。
雪哉の物語として捉えるとちょっと悲劇的すぎるというか、
少女漫画のような展開にも見えてしまうので、
できるだけ多角的な視点から、
山内の物語として読ませてほしい、という気はする。
紙の本
噂には聞いていたけれど
2024/02/27 09:50
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:マツモトキヨシ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ハードカバー版を読んだ人から
「シリーズ最強の鬱展開」と聞いてはいたけど
想像の遥か上をゆく流れで読んでる最中から
何度も倒れそうになった。
これの続き・・・ハードカバーで出たけど
読む勇気がない・・・それくらいの衝撃。
元気な時に読んだ方がいいかも。
大前提として面白かったんですけどね(汗)
投稿元:
レビューを見る
【アニメ化決定! 200万部八咫烏シリーズ】外界に留学中の雪哉のもとに山内から恐ろしい知らせが。『楽園の烏』の謎が明かされ、伝説のあの人が登場?衝撃の人気ファンタジー。
投稿元:
レビューを見る
雪哉が外でどんな事をするのかと楽しみにしていたのだけど……
声を大にして叫びたいのは
またお前か!!
に尽きる。
投稿元:
レビューを見る
ラストのシーンで全て持って行かれた。
吉と出るのか凶となるのか。ザワザワが止まらない。文庫になるのを待つかそれとも、、。
投稿元:
レビューを見る
最新巻まで図書館にて読んでいるが、私にとってこのシリーズの文庫本購入は絶対だ。
再読にも関わらず、一気読み。
多少うろ覚えなところもあるが、巻末までわかっているのに、ゾクリとする。
何度読んでも良い。
投稿元:
レビューを見る
猿との大戦から前作までの間に何が起こったかを描く今作、相変わらず面白かった。
紫苑の宮や金烏といった役職で人を示す時にはミスリードをさせるように誘っており、今作で前作の最後の一行であった「紫苑の宮」の正体がわかるなどした。
また、ここで奈津彦が殺されていたから、前作の若き金烏は凪彦なのか、と合点がいった。
とすると、前作の幽霊は紫苑の宮かな、とも思った。
投稿元:
レビューを見る
第一部から前巻第二部第一巻までに起こった事件に焦点を当て,物語の橋渡しと補間をする.物語全般に通底する冷え冷えとした空気と不穏さを表現する筆致は,人の業と愚かしさを描くにピタリと当てはまり,ページを繰る手が止まらない.
投稿元:
レビューを見る
面白かったーーーー!!!!!!
1巻以降、殆ど表に出なかった藤波と大紫の御前がここにきて重要な役割を果たし、結果として2人も利用されていたという事実に驚愕でした。
また、雪哉の変化にも読みながらゾクゾクしてしまった。今まで読んできた話が一気に繋がり、忠誠を誓っていたのが奈月彦ではなく「真の金烏」だったと自覚させられるシーンは雪哉と共にショックを受けました。
本当に面白かった。澄生は何者なのか、紫苑の宮はどうなったのか。気になることが沢山で、次巻もますます楽しみです。
投稿元:
レビューを見る
弥栄だと思ったのに!!!
この巻自体が起承転結の転じゃないかと思えます。
全体を俯瞰しているわけはないけれど
もう、急転直下というか、きりきり舞いというか
最初から最後まで、なかなかにハードな内容でした。
山内の今後が更に気になって気になって。
投稿元:
レビューを見る
物語りは前後しながら、10巻目。
一巻を読んだ時には、ここまで壮大になるとは思いもしなかった。それぞれの登場人物の心の深部まで描き成長させていく。
アニメも始まるらしい。
原作とは違うだろうけど、見てみようかな。
投稿元:
レビューを見る
衝撃…
このシリーズこれまで積み上げてきたものを
一気にひっくり返して
ぐるぐるかき回し
新たにまた最初の一つを置いた感じ
作者も実に大胆なことをしたと思う
これまでの人気に甘んじることなく
新たに、また始める勇気に感服
これからこのシリーズがどうなっていくのか
また次回が楽しみになった
投稿元:
レビューを見る
おもしろかった〜!!続きが出ていることに気づかなくて、外伝2冊目はまだ読んでないけど、どうしても前巻で感じた空白を埋めたくて、こっちから先に読んでしまった。読み始めると、なんかもうあっという間。想像以上の空白期間の答え合わせ。
つらいなあ。でも本当に続きが気になる。どうなるの?前巻を読んで、第一部からしたらどん底からのスタートで、それなのにワクワクする気持ちで続きを待てると思わなかった。すごいな。外伝あるんだけど、それより何より早く続きが読みたい!!おもしろい!!
投稿元:
レビューを見る
ファンタジーの歴史大河作品になられました。ことごとくの闇落ち。作者は読者が嫌いなのかと思いましたよ。ユキヤはああ言いましたが私からすると「なんでコロシテやがんだ…(呆然)」この自分の存在を常に忘れることが出来ない、登場人物になれない非没入感が物足りなさの原因だなと。「それはハウルなんよ…そしてヤンなんよ…いやライ…」とつっこみつつ…とはいえここまできたら最後までついて行きます。どうしてくれるのこの世界!!