読割 50
電子書籍
流星ワゴン
著者 重松 清
死んじゃってもいいかなあ、もう……。38歳・秋。その夜、僕は、5年前に交通事故死した父子の乗る不思議なワゴンに拾われた。そして――自分と同い歳の父親に出逢った。時空を超え...
流星ワゴン
05/02まで通常803円
税込 402 円 3ptワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
流星ワゴン (講談社文庫)
商品説明
死んじゃってもいいかなあ、もう……。38歳・秋。その夜、僕は、5年前に交通事故死した父子の乗る不思議なワゴンに拾われた。そして――自分と同い歳の父親に出逢った。時空を超えてワゴンがめぐる、人生の岐路になった場所への旅。やり直しは、叶えられるのか――? 「本の雑誌」年間ベスト1に輝いた傑作。
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紙の本
評判ほどじゃない
2015/01/27 23:15
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:はんつと - この投稿者のレビュー一覧を見る
ところどころで現れる突然の性描写の意味が分からない。テレクラに通う妻に対する夫のふがいなさ、夫の自殺願望、荒れた息子など、設定された状況も後味が悪い。父と息子の微妙な関係をうまく表現しているとは思うが、評判倒れだと感じました。
紙の本
最初はは良い感じかと思ったが
2024/03/09 14:36
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みえ - この投稿者のレビュー一覧を見る
序盤で、洋画の「フィールド・オブ・ドリームス」のような雰囲気なのかと想像してた。
ところが何だか違っていた。ダラダラと後悔する感じと、イジメや家庭崩壊、奥さんの謎の行動、性描写などが受け入れ難い。
ドラマになった事など知らず読み始めたが、自分には合わないと感じた。
そして、泣ける話でもないと思える。
そこまでの高評価ではないのでは?
一番嫌なのは、奥さんの病的な行動。ヤバいでしょ。気持ち悪い。
電子書籍
あわなかった
2016/11/19 09:44
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
重松 清の代表作と言われている表団の高い作品なので読んでみた。
この作者の作品を読むのは実は初めて。
成仏しきれない親子と実在のお役を組み合わせるなど技法面では工夫が凝らしてある。
しかし、粘り気のある親子関係や夫婦関係というテーマそのものが私の気持ちに合わなかった。作品の良し悪しより「合わない」という感想を抱いてしまった。
電子書籍
私にはまだ子供がいない
2021/07/14 09:54
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:hatonohi - この投稿者のレビュー一覧を見る
ひょんな事から、疎んでいた父親の、きっと幸せだと思っていた妻子の真実と出会う、ある種の旅の物語。
何度も泣いたが、“親”の立場を体験したことのない自分には、
この作品の本質はまだ理解できていない気がする。
然るべき時がきたら、改めて読みたい一冊。
電子書籍
ドラマ化
2015/10/29 21:07
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なおこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
さいきんドラマ化もされた名作。
家族の絆を描いているんだけど、家族だけでなく仕事場や学校の人間関係の参考にもなる。
紙の本
前向きに生きていこう!
2015/03/22 09:58
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:キック - この投稿者のレビュー一覧を見る
テレビドラマで放映されているし、『「本の雑誌」が選んだ年間ベスト1の大ベストセラー』という帯の言葉に惹かれ、読んでみました。
タイムマシンに乗ってのやり直し(?)の旅は、人生最大の苦境に立ち、「死んでもいいかなあ」と思った主人公の再生の旅であり、父子関係再構築の旅でもありました。本書は、父と息子との難しい関係を、3組の異なる父子を描くことで、炙り出そうとしています。志賀直哉の「和解」に通ずるものもあるかもしれません。
着想は「バック・トウ・ザ・フューチャー」に似ていますが、国民性の違いによるものなのか、テーマも結末も全く違うものでした。
この小説のように、同い年の父と出会うことができれば、「朋輩」になれるでしょうか。私の父は、米軍の空襲で家を焼き出され、疎開先の小学校で防空壕を掘っている最中に終戦を迎えました。戦争直後は闇市で食糧を調達したり、進駐軍で靴磨きや様々な苦労を重ねました。そして、子供二人を育て上げ、最後は癌と闘いながらも穏やかに息を引き取りました。波乱万丈な人生だったようです。私は死に目に会えませんでしたが、生前にもう少し父の人生を深く聞いておけばよかったと、今でも後悔しています。
もし父親が存命の方は、この本を読んだら、少しでも自分の父親の人生に興味を持ってみたらいかがでしょうか。私は、自分の父を懐かしく思い出すことができたという意味で、本書を読んで良かったと思います。
紙の本
テレビドラマ化で再読
2015/01/30 11:16
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぴんさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
重松清さんは、家族を書かせたら右に出る人はいないのではないか、と思わせます。今回、テレビドラマ化で再読しました。設定は、どうかすると心ささくれるような家族ですし、結末も決してめでたしめでたし、ではありません。でも、ひきつけてやまない何かがあります。
小説なんで強制されるものではないので無理強いはしませんが、以前ドラマ化された『とんび』や『その日のまえに』『ビタミンF』なども、ぜひ読んでみてください。
重松清さんの作品は「カレーライス」や「タオル」を教科書で読まれた方もあるかもしれませんが、教科書を読んで泣くのは私くらいなものでしょうか…。
紙の本
感動
2023/06/03 11:56
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投稿者:ヤマの山 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ドラマでもかつて放送された作品です。この作者の本が気に入っており購入。少し分厚いがあっという間に読める本です。命の大切について改めて考えることができました。
電子書籍
哀しいような。。。
2021/12/25 18:34
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Masetto - この投稿者のレビュー一覧を見る
切ないような哀しいような、でも救いはあるのか? といった小説。 38歳でリストラされ、息子は中学受験の失敗、いじめ、引きこもり。。。というパターン。 妻はセックス依存症なのかテレクラで知り合った見知らぬ男たちと関係を持っている。 仕事も夫婦関係も家族もすべて崩壊して、その上ずっと仲の悪かった父親が田舎で死のうとしている。。。そんな追い込まれた状態の時出会ったのは不思議なワゴン車。 5年前に死んでしまった父子が乗っている。 心残りの過去に行けるものの修正することはかなわなくて、それでも自分が家族との関係を見直していく。
紙の本
ラストは暖かい
2020/06/09 18:55
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投稿者:まさがき - この投稿者のレビュー一覧を見る
ドラマを観て、原作本を購入しました。
なかなか重い話ではありますが、最後には背中を押してくれるような爽快感があります。
読んでよかった、と思える本でした。
紙の本
重松さん3作目
2019/04/12 23:32
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投稿者:Sota - この投稿者のレビュー一覧を見る
過去2作品は、号泣で、この作品も、ラストに近づいてくるにつれて、泣く準備をしていたのですが、残念ながら、これは、泣くまでいかなかったです。
多分、私が女性だからでしょうか。
父と子という関係性が、ピンとこないからかもしれません。
ただ、主人公とは、ピッタリ同い年で、その点では共感を覚えました。
チュウさんは、こういう人、昔は沢山居たよなぁ、っていうキャラだったし。
美代子は、ただの浮気じゃなくて、依存症だと思うので、そんなにスムーズに治らないんじゃ?と、突っ込みたくなりました。
電子書籍
父子の関係
2017/09/10 23:25
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投稿者:ポッター - この投稿者のレビュー一覧を見る
感動する小説という事で読みました。TBSでドラマをやっていたとも視聴していたの、その時のストーリーとも対比しながら読みました。やはり重松作品はヤバイですね。涙腺が緩くなります。 そして前向きになれる作品でした。
紙の本
未来に光は見えるが、ちょっと辛い
2016/10/21 13:02
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投稿者:トニー - この投稿者のレビュー一覧を見る
ドラマ化もされて有名な作品なのだろうが、初めて知った。
小さなすれ違いやつまづきが重なって家庭が崩壊するのをただ手をこまねいて見ているだけだったダメ夫(ダメ父)の再生物語だが、かなり辛い内容だ。もしフィクションじゃなかったら、もし自分の身に起こったら、とても再生は無理だろうな。
主人公もそうだが、物語の狂言回しのような役を務める、自動車事故で死んでしまって幽霊になってる父子もほのぼのとした雰囲気とは裏腹に身を引き裂かれるような別れを受け入れざるをえない。
最後はすこし光がみえるのだが、家族全員が笑顔に戻るにはまだまだいばらの道が続きそうで、最後もやるせない思いで本を閉じた。
紙の本
人は後悔をして生きていくものである
2016/07/13 22:19
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投稿者:melon - この投稿者のレビュー一覧を見る
この物語には3組の父子が登場し、そのそれぞれの組において失敗している部分というか、うまくいっていない部分がある。それによってみんな後悔しているのである。
私は父ではないので、父としての苦悩だとか、そういったものを真に理解することはできないが、ただ1ついえるのは、父子の関係というのみならず、人の「後悔」という部分に着目して読むと、何か感ずるものがあったということだ。
過去の後悔の原因となった場面をやり直すという、ある意味タイムリープに近い設定ではあるが、その場面ごとに、やり直しでもうまくいかない。結局前回と同じ運命をたどってしまう主人公の心情を思うと、感動するものがあるだろう。
紙の本
父親
2016/06/21 09:47
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投稿者:ぽんぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る
自分と同じ年の父親とは出会えない…はずが!?
同じ年というのが面白いと思えました。
父親の息子への愛情がよかったです。