ブックキュレーターhonto編集員
ページをめくる手が止まらなくなる!人間の心の闇にスポットを当てた小説
「子どもや女性など立場の弱い者に対する暴力」や「他人からは窺い知れない心の焦り」、「相手を思い通りにしようとする黒い欲望」など。そんな人間のもつ心の闇にスポットを当てた、思わず背筋がゾクッとする小説を集めました。目をそらしたいのに、なぜか見てしまう。多くの読者を物語の世界に引き込んだ、話題作をぜひ手に取ってみてください。
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さまよう刃
東野 圭吾(著)
人間としての理性が働かず、女性を性の捌け口として扱う犯罪者。そんな鬼畜のような少年たちに最愛の娘を殺された父親が、復讐を決意する悲しい小説です。つらい内容だけど、復讐のゆくえや登場人物の心の動きが気になって、最後まで読まずにはいられません。現在の少年法について、深く考えさせられる問題作です。
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模倣犯 1
宮部 みゆき(著)
残酷な犯罪の描写にうんざりしながらも、事件の顛末が気になって読むのをやめられない小説です。犯人はなぜ人を殺めるようになってしまったのか。被害者を何重にも傷つける報道のあり方は変わらないのか。現代社会の闇をこれでもかと見せつけられ、誰もが深く考えさせられることでしょう。
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