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その姿に勇気づけられる!「がんサバイバー」たちの本
国民病の一つである「がん」の罹患数は年々増加していて、健康診断の際に心配になってしまう方も多いのではないでしょうか。がん治療は長期にわたることも多く、抗がん剤の副作用などに苦しむこともあります。つらい経験を乗り越え、がんとうまくつき合ってきた「がんサバイバー」たちの本を紹介します。明るく前向きな姿勢に勇気づけられます。
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46歳で大腸がんを患った著者の闘病記です。経営する会社の運営が軌道に乗り始めた矢先にわかったがんの存在により、余命12ヵ月と宣告されてしまいます。さまざまな治療法を探しつつ最終的に行き着いた治療が、「オーソモレキュラー」という代替医療。糖質制限やサプリメントでの治療方法が詳しく紹介されています。
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48歳のときに大腸がんが、64歳のときには膀胱がんが見つかった俳優・黒沢年雄による闘病記です。医師の誤診やがん告知の瞬間、家族との交流など、リアルな体験を通じて得られた黒沢流の闘病方法が紹介されています。著者の過去の映画出演時の裏話なども明かされていて、がんで苦しんでいる方も楽しみながら読み進めることができます。
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イタリア人とドイツ人のハーフである夫と2人、イタリアで暮らしていた著者。ある日、子宮体がんが見つかったことから、イタリアで治療を受けることになりました。イケメンの執刀医との出会いや病院でのストライキなど、日本とはまったく異なる医療現場で受けるがん治療の様子が描かれた、明るいテイストのコミックエッセイです。
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作家・なかにし礼によるエッセイです。先進治療である「陽子線治療」によって食道がんを克服したものの新たながんを再発。しかも、二度目は同じ治療はできないと伝えられるなか、医師や家族に支えられながらがんの再発と闘うさまが綴られています。頭のどこかでがんの再発を心配している、そんな方はぜひ手に取ってみてください。
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2016年7月に亡くなったタレント・大橋巨泉による闘病記です。胃がんや中咽喉がんを患い、長期間の闘病生活を続けていた著者。放射線治療の様子や味覚を失った後の食事についてなど、その闘病の記録がまとめられています。がんになってもできるだけ普通の生活を楽しもうとする前向きな姿勢に、勇気づけられる一冊です。
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