ブックキュレーターhonto編集員
最愛の猫を亡くしてしまったとき・・・その悲しみを少し和らげてくれる本
気まぐれで飼い主の言うことですら聞かないけれど、たまにすり寄ってきて、その鳴き声、しぐさで私たちを和ませてくれる猫。だけど猫の寿命は人より短く、何度その場面に立ち会ったとしも決して慣れることはないでしょう。悲しみを癒すのは時間、とも言いますが、猫との別れのあとにそばに置いておけば心が少し軽くなる本を紹介します。
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イギリス人の心霊研究家による、動物を愛するすべて人々に捧げる一冊です。ペットの肉体は滅んでも魂は霊界に旅立って、その生活は幸せで満ち足りていて、あなたのことをいつも見守っている。だから悲しむことはない、と著者は説きます。ペットロスの渦中でも希望が見える本で、死後の世界などのスピリチュアルな話に抵抗のない方にオススメです。
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猫のちょうじろうと出会って幸せに暮らし、彼に病気が発覚し、大事に看取るまでを文章とイラストでまとめた一冊。『別れの辛さと、一緒に過ごす幸せを天秤にかけたら、きっと幸せが上回るのです』など、避けることのできない愛猫との別れに際して、著者自身の経験から飼い主はどのような心構えでいればいいのかを教えてくれます。
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ロシア語通訳であり名エッセイストである著者は、ネコ4匹とイヌ2匹に振り回される日々でした。本書は人のオスとの恋愛ものではありません。だけど、動物も人間も分け隔てなく愛している著者の人柄が、端々から伝わってくるエッセイです。ペットの失踪に胸をかきむしられる思いをすることもありますが、その日常は笑いが絶えることはありません。
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100万回も死んでは生き返る猫。さまざまな人に飼われ死ぬときには悲しまれますが、猫は飼い主のことを愛していません。死ぬことなど平気なのです。しかしあるとき、猫は野良猫になり、一匹の白猫に恋をします。彼らは子を育くみ、やがて年老いて・・・。「死」とは何なのか考えさせられる、大人にこそ読んでほしい絵本です。
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