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底辺まで落ちたら後は上がるだけ!人生が行き詰ったときに読みたい小説
一生懸命に生きているのに頑張れば頑張るほど、なぜか転落してしまう。どうしてこんなに不幸を呼んでしまうのか、というほどに破滅に向かって突き進む主人公。人生がうまくいかないとき、明るく楽しい小説もいいけれど、とことん落ちる話を読んでみてはいかがでしょう。後は上がるだけだと、不思議な爽快感が得られる小説を紹介します。
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東京で大学生活を送る笙のもとに、30年前に失踪し、会ったこともなかった伯母・松子が死んだという知らせが入ります。中学教師だった伯母はなぜ故郷を離れ、荒川のほとりで惨殺されたのか?興味本位で調べ始めた笙は、愛に生き、裏切られ、転落し続けた壮絶な松子の一生を知ることになります。人生の光と影を描いた巨編小説です。
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4畳半のアパートで、毎日モツを串刺しにする男を主人公にした小説です。売春婦やヤクザが出入りするそのアパートには、美女と刺青師が住んでいました。 ある日突然、『うちを連れて逃げてッ』と美女に頼まれ、男は女を連れて尼ヶ崎、大阪天王寺、赤目四十八滝をさまよいうことに。社会の底辺で生きる人々の情念が描かれた一冊です。
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