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数世紀を経ても怖さは色あせない!ホラー小説の古典的名作
怖い怖いと震えながらも、ついつい読みたくなるのがホラー小説です。そして、エドガー・アラン・ポーやアルジャーノン・ブラックウッドなどの古典は数世紀を経ても色あせることなく、現代の読者を震え上がらせています。スティーヴン・キングやクライヴ・バーカーなど、現代作家のルーツにもなっている古典ホラーを紹介します。
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探偵小説の生みの親で、SFやホラーなどさまざまなジャンルの小説を発表し、後世の作家に多大な影響を及ぼしたエドガー・アラン・ポー。本書は、彼のゴシックやホラー小説を集めた短編集です。黒猫への憎悪が男を破滅に導く「黒猫」、屋敷がまるで生き物のようにうごめく「アッシャー家の崩壊」など、身の毛もよだつ名作がそろっています。
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ドイツ幻想文学の巨匠E・T・A・ホフマンの代表的な怪奇幻想小説3編を収録した一冊です。表題作の「砂男」は毎晩階段を上がって来る砂男に怯える子どもの頃の恐怖体験から始まり、成人後も砂男にとらわれ続けた主人公の不安と狂気を壮絶な筆致で描いています。「元祖サイコホラー」とも評されている物語です。
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怪奇小説傑作集 新版 1 英米編 1
A.ブラックウッド(ほか著) , 平井 呈一(訳)
3つの願い事が叶うという猿の手が巻き起こす悲惨な顛末を綴ったW・W・ジェイコブズ「猿の手」や、仕事で派遣された屋敷で起こる怒涛の怪奇現象を描いたアルジャーノン・ブラックウッドの「秘書奇譚」など、英米怪奇小説の古典が収録されています。多様な設定と恐怖描写が、圧倒的な臨場感で迫ってきます。
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エドワード・ゴーリーが愛する12の怪談 憑かれた鏡
ディケンズ(ほか著) , ストーカー(ほか著) , E.ゴーリー(編) , 柴田 元幸(ほか訳)
アメリカの挿絵画家、絵本作家のエドワード・ゴーリーが編纂したホラー小説の傑作集です。チャールズ・ディケンズの「信号手」や、『ドラキュラ』で有名なブラム・ストーカーの「判事の家」など、粒ぞろいの12の短編がセレクトされています。エドワード・ゴーリーの雰囲気たっぷりの挿絵も入り、二重にゾッとさせられます。
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