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激動の時代を駆け抜けた!女子教育の先駆者たちの生きざまが知れる本
女性が大学に通って勉強すること。今では当たり前すぎて意識することはないですが、かつては「学問は男がするもの」と考えられていました。そんなときに、「女性にも教育を!」と立ち上がった女性たちがいたのです。そんな偉大なる先人たちの生きざまが紹介された本を集めました。現代を生きる女性にも、参考になることがたくさんあるでしょう。
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明治を代表する女性実業家・広岡浅子の一生が描かれた小説です。17歳で商家に嫁いで商才を発揮させた後、炭鉱買取・開発、銀行設立、生命保険会社にも力を注ぎ、実業家として名を馳せます。困難が降りかかっても、ただでは起きない姿は見事です。晩年は現在の日本女子大学の前身となる日本女子大学校を設立しています。
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烈女伝 勇気をくれる明治の8人
榊原 千鶴(著)
「明治維新」や「文明開化」が起こるなど、激動の時代であった明治。その時代を自分の信念をもって生きた、8人の女性の生きざまが取り上げられた一冊です。制約があってもたくましく生き抜く「烈女」の姿は、かっこいいものがあります。現在の跡見学園女子大学の前身である私立跡見学校の創設者である跡見花蹊も紹介されています。
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少女たちの明治維新 ふたつの文化を生きた30年
ジャニス・P.ニムラ(著) , 志村 昌子(訳) , 藪本 多恵子(訳)
日本初の女子留学生5名が誕生したのは、明治4年(1871年)。最年少はなんと6歳の少女で、後に津田塾大学の前身となる女子英学塾を開設した津田梅子だった。10年以上にもおよんだアメリカ生活は困難がつきまとい、帰国してからも苦難は続きますが、彼女たちは自分の意思をしっかりもって生きました。明治維新を女性目線でとらえた一冊です。
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人生を切りひらいた女性たち なりたい自分になろう! 2 経済・教育・社会編
樋口 恵子(監修)
困難を乗り越えて輝いた女性、新しい分野に進出した女性など、洋の東西を問わず、たくましく生きた女性たちを紹介するシリーズの「経済・教育・社会編」です。日々の仕事や生活で、壁にぶつかったと感じることは誰にでもあると思います。そんなとき彼女たちの生きざまのなかに、壁を乗り越えるヒントを見つけられるかもしれません。
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