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母が重いのは私だけ?親と上手につき合えない人の救いになる本
問題親子というとTVドラマ『ずっとあなたが好きだった』に登場した「冬彦さん親子」のような、マザコン家族を思い浮かべる人もいるかもしれません。しかし現在ではむしろ、母と娘の関係性における「アダルトチルドレン」の問題が取りざたされています。恋愛、仕事、人間関係でつまずく人は、母親との関係を見直してみるとよいかもしれません。
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他人にうまく甘えることができなくて、彼氏となかなか結婚にまで至らない・・・と悩んでいませんか?そんなタイプの女性には、今は離れていたとしても母の言葉の呪縛が重くのしかかっている可能性があります。母親の時代のステレオタイプを押しつけられ自分の人生を生きられない、そんな呪いにかけられた娘たちを救う一冊です。
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母が重い! しんどい「母と娘の関係」を楽にするヒント
下園 壮太(著)
陸上自衛隊初の「心理幹部」として陸上自衛隊衛生学校のメンタルヘルス教官を務め、現在はメンタルレスキューインストラクターとして活躍する著者。一見、自衛隊と母娘問題はつながらないように思えますが、女性の話ばかりに偏らない環境で男女の特性を区別し、比較検討できる中立的立場にいたからこそ見える視点は斬新で、参考になります。
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「毒親」の子どもたちへ
斎藤 学(著)
「毒親」とは子どもの人生を支配して、子どもに害悪を及ぼす親のこと。どんなに問題のない家庭に育ったという自覚をもっていたとしても、誰しも毒親に育てられていた可能性がある、と著者は言います。そして、自分の身に起こっている問題や悩みには、親との因果関係があるそうです。この本を読めば、そんな人生や運命を変えることができます。
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子別れレッスン 「おっぱい男」と「わがまま妻」
斎藤 学(著) , 久田 恵(著)
母と別れたい娘の視点だけでなく、親の視点で子どもとどう接し、別れていけばいいかも考える必要があります。あなたが未来を選び取っていくためにも、過去の親子関係を一度清算しなければいけません。精神科医とノンフィクション作家が現代の家族について徹底的に話し合ったこの本が、その助けになるはずです。
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親という名の暴力 境界性人格障害を生きた女性医師の記録
小石川 真実(著)
東大出身の現役医師が、自身の一代記をまとめた500ページを超える長大なドキュメント。誕生時から現在に至るまで両親のどんな言葉で傷つけられ、どのように歪んでいって今に至ったかということが、事細かに書かれています。他人の体験記を読むことで、自身の親子関係を振り返るきっかけになるでしょう。
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