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ハマったら最後!?ビブリオマニアにまつわるディープなお話
ビブリオマニアってご存知ですか?簡単に言うと本が大好きな人のこと。ですが、あまりに本が好き過ぎると、日常が破綻していくのもしばしば。本の内容と現実世界との識別が困難になってしまったり、異様な収集癖が身に付いたり・・・。そんなビブリオマニアのちょっと変わった人生を描いた作品です。
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北鎌倉で古書店を営む栞子と、そこで働く大輔のコンビが古本にまつわる謎を解き明かす人気シリーズ。その4作目は推理作家・江戸川乱歩の謎に迫ります。乱歩もまた、作家になる前は古本屋を営んでいたほどのビブリオマニアだったようです。作者の乱歩に対する愛と、その膨大な知識量は圧巻のひと言!
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古書ミステリー倶楽部 傑作推理小説集 1
ミステリー文学資料館(編) , 江戸川 乱歩(ほか著)
古書にまつわる短篇ミステリーを集めたアンソロジー。松本清張、出久根達郎、紀田順一郎など、本にかけては一家言ある作家たちが、短いながらもズシリと心に響くビブリオマニアの偏執ぶりを描いています。中でも松本清張の『二冊の同じ本』は、清張独特の粘着力のある文章で、読む者をグイグイ物語に引き込んでいきます。
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古本屋で本を買う場合、なるべく状態のよいものを買いたいと思うのが人情というもの。できれば書き込みなどはないものを選びたいと思うでしょう。ですがこの本の著者は、その書き込みや、本に挟まれていた手紙や写真などが大好物。本の内容そのものよりも、以前の持ち主の生活に思いを馳せて楽しむことができてしまいます。
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