ブックキュレーターhonto編集員
謎解きが苦手でも大丈夫!思わず笑みがこぼれてしまうユーモア・ミステリー
推理小説はトリックが難しくて犯人が当てられないから苦手、という方にオススメしたいのが「ユーモア・ミステリ―」です。ユーモア・ミステリ―のよいところは、謎が解けなくても、犯人がわからなくても、十分に楽しめるということです。定番の刑事ものから子どもが主人公のものまで、思わず笑みがこぼれてしまうミステリーを紹介します。
- 17
- お気に入り
- 11855
- 閲覧数
-
日本のユーモア・ミステリ―を代表する人気シリーズの1作目です。どう見ても刑事向きではない性格の主人公が、ときに愛猫のホームズの助けも借りながら、事件を解決していきます。読みやすく、親しみやすい内容で、読書習慣がない方でも気軽に楽しめ、最後まで読み終えることができるでしょう。
-
実写で映像化もされた人気作です。刑事になったお嬢様が、毒舌執事との会話から事件解決の糸口をつかみます。2人の関係性を見ているだけでも楽しめるので、ミステリ―初心者にぴったりな一冊。短編集になっているので、長い話は苦手という方にもオススメです。
-
主人公は農業大学の大学教授です。クリスマスの喧騒から逃れて旅に出ていた彼は、帰宅後、自宅で知人の死体を発見します。殺人事件を描いていますがどぎつさはなく、自然な描写のなかにユーモアが散りばめられている落ち着いたトーンの作品です。くすりと笑えて、あまりドタバタしない世界観の小説を読みたいときにぴったりな一冊です。
-
スイート・ホーム殺人事件 新訳版
クレイグ・ライス(著) , 羽田 詩津子(訳)
主人公はカーステアズ家の3人の子どもたちです。母親がミステリー作家である彼らは、隣家で起きた殺人事件の解決に乗り出します。目的は事件を解決して、母親を有名にすること。この設定からもわかる通り、コメディ色の強いお話です。子どもたちのキャラも立っていて、楽しく読み通すことがでます。
-
パンプルムース氏のおすすめ料理
マイケル・ボンド(著) , 木村 博江(訳)
『くまのパディントン』の著者によるユーモア・ミステリ―です。グルメ本の覆面調査員であるパンプルムースが、愛犬ポムフィットとともに事件に挑みます。推理ものというよりは事件をからめたドタバタ劇で、欧米特有の少しきつめのユーモアが特徴です。マイルドな作風では物足りない、という方は要チェックです。
ブックキュレーター
honto編集員ブックツリーとは?
ブックツリーは、本に精通したブックキュレーターが独自のテーマで集めた数千の本を、あなたの"関心・興味"や"気分"に沿って紹介するサービスです。
会員登録を行い、丸善・ジュンク堂・文教堂を含む提携書店やhontoでの購入、ほしい本・Myブックツリーに追加等を行うことで、思いがけない本が次々と提案されます。
Facebook、Twitterから人気・話題のブックツリーをチェックしませんか?
テーマ募集中!
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを募集中です。あなたのリクエスト通りのブックツリーが現れるかも?
テーマ応募フォーム
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを入力してください。
ご応募ありがとうございました。
このテーマにおける、あなたの”6冊目の本”は?
※投稿された内容は、このページの「みんなのコメント」に掲載されます。
コメントを入力するにはログインが必要です