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人を呼ぶ国?現地の空気が伝わってきて、インドを旅してみたくなる本
南アジアの大国インド。三島由紀夫が語った「インドに呼ばれる」「呼ばれた人しかインドに行けない」という言葉はご存知でしょうか?悠久の歴史を持ち、ガンジス川が流れ、神秘的で、スピリチュアル。そんなイメージも、視点が変われば、ガラリと変わります。そこで、さまざまな視点からインドの空気を伝えてくれる、インドに行きたくなる本を選びました。
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印度放浪
藤原新也(著)
著者がインドを旅しながら撮った写真と、その場所で感じたこと、考えたことが綴られています。時には人間の生死や、生きることについてなど、かなり深い部分まで触れています。本書をバッグに忍ばせてインドを旅する人々が、後を立たないといいます。写真と文章の組み合わせが素晴らしく、一度は目を通したい本です。
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ムンバイなう。 インドで僕はつぶやいた 1
U‐zhaan(著)
著者は、インドの古典楽器、タブラ奏者のU-zhaan。毎年タブラ修行に出かけるムンバイからつぶやいた爆笑エピソードが、写真とともにまとめられています。つぶやきから垣間見えるインド人の生活ぶりや、著者と現地の人とのやり取りには、神秘もスピリチュアルもありません。カジュアルなインドが知りたい人にはオススメです。
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インドへ一人旅を夢見ていた20歳の著者。ガンジス河でバタフライをするため、無計画にインドへ旅立ちます。ぼったくりの餌食になったりしながらも、心温まる触れあいもあり、ガンジス河へたどり着きます。あまりのおもしろさにドラマ化もされました。読めば、ふらっとインドへ旅立てる気がしてきます。
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