過激派組織を連想してしまう人に。イスラム教とイスラム世界を知るための入門書

イスラム教の成り立ちから、イスラム法の基本、イスラム世界の歴史、イスラム教と現在のイスラム世界の政治の関係。本当に基礎的なことが、とてもわかりやすく書かれています。ページ数は少ないのですが、イスラム世界について先入観がある人は、この一冊を読めば払拭できるでしょう。

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イスラム教の聖典 コーラン。その概要をまったく知らなければ、イスラム教を理解するのは難しいでしょう。本書は、なかなか日本人が手に取る機会のないコーランをやさしく噛み砕いて、丁寧に解説しています。著者が感じた疑問点も記されていて、日本人がコーランの概要を知るための足がかりには、ぴったりの一冊です。

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イスラム研究の第一人者である著者の講演をもとに、文章化された本です。イスラムの根底となる思想が、どんな発想や背景によって成立したのかがよくわかります。また、わかりにくいスンニ派とシーア派の思想背景の違いも、しっかりと解説されています。イスラム文化を知るための入門書には、打ってつけです。

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自身がイスラム教徒で、イスラム法学者である著者。本書は、タイトルにもなっているイスラム教に入信した理由から、3大宗教の歴史、イスラム教徒とイスラム世界の現在や、ハラール認証の問題まで幅広く語られています。イスラム教徒自身が語る、内側から見たイスラム教や、イスラム世界についての考え方を知ることができます。

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日本にいるイスラム教徒は、およそ11万人。そのなかには日本で生まれ育った人もたくさんいます。彼らは日本での日常生活を送りながら、どのようにイスラム教と向き合い、礼拝などの決まりを実践しているのか？フォトジャーナリストである著者が10年かけて取材した、日本にいるイスラム教徒たちの姿が見えてきます。