ブックキュレーターhonto編集員
介護・看取り・相続・・・親が老いたと感じたら読んでおきたい本
元気だと思っていた親が少しずつ老いて衰えていることに気がつき、ドキッとすることはありませんか。親が70代を迎えたら介護・看取り・相続といったことは、いつやってきてもおかしくありません。いざというときに困らないためには、現状を知り、あらゆる面で備えておくことが大切です。そんなときに読んでおきたい本を紹介します。
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タイトルにもある「下流老人」とは、『生活保護相当で暮らす高齢者、およびその恐れがある高齢者』のこと。近い将来、日本の高齢者の90%が下流化するという衝撃的な事実は、他人事として片づけられません。自分と親を守るために、どうするべきなのかを考えるためにまず読んでおきたい一冊です。
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生活者の目線に立った経済評論に定評がある著者が、今後10年の経済予測を記した一冊です。年金も目減りする昨今、高齢者にとって頼みの綱である資産をどう守り抜いていけばよいのかをわかりやすく教えてくれます。本書を読んでまずは親と自分の経済状況を検証してみましょう。今後の介護事情についても詳しい解説が掲載されています。
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親が老いていくにつれて直面する、さまざまな問題についてまとめたノウハウ本。介護が必要になったら、認知症になったら、親の資産管理はどうすればいいのか。また、正しい相続の方法とは?親が元気なうちに本書を読んで備えておくことで、無用なトラブルを未然に防ぐことができます。兄弟姉妹やパートナーと一緒に、読んでおきたい本です。
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実録家で親を看取る
中山 庸子(著)
2015年に93歳で亡くなった実父を、自宅で介護し看取るまでの日々をエッセイスト・中山庸子が描いています。認知症と多重がんを患い、在宅ケアを望む父のため、一人娘の著者は両親の住む群馬へ片道2時間半かけて通うことに。「老いること」「死ぬこと」について、著者のリアルな在宅ケア体験を通じて考えさせられる一冊です。
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身近な人がなくなると、遺族はさまざまな手続きに追われます。お葬式から始まり、健康保険や年金、役所への届け出や金融機関での手続きなどなど・・・。いつまでに何をしなければいけないのか、それがわかりやすくまとめられており、一家に一冊は置いておきたい本です。便利な各種届け出の記載例も収録されています。
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