ブックキュレーターhonto編集員
読書がもっと楽しくなる!本にまつわる場所を舞台にした小説
本を読んだり買ったりしているけれど、「どういう経緯があって作られているのか。売る人たちがどんなことをしているのか知らない」という方も多いと思います。そこで、書店や出版社など本にまつわる場所を舞台にした小説を紹介します。今まで手にしてきた本の裏側を知ることで、読書が今よりもっと楽しくなります。
- 37
- お気に入り
- 6024
- 閲覧数
-
もし法律で本の内容が過剰に検閲されて、読むことができる本が制限されてしまったら・・・。そんな架空の近未来を舞台に、図書館という場所は本とどう向き合っているのか、本を守るとはどういうことなのか、ということについて考えさせられます。本を自由に読めていることのありがたみを、感じることができる一冊です。
-
編集者の折橋麻衣子は大学の先輩&彼氏だった官能小説家の間宮和孝の担当をすることになる、そんなシーンから始まる小説です。麻衣子が和孝が担当することになったのには密かな計画があり、2人の思惑と腹の探り合いが少しエッチな描写を挟みつつ描かれていきます。作家と編集者として、本を作り上げていく様子もしっかりと書かれています。
-
鎌倉で静かに営業をしている人見知りの古本屋店主・栞子さんを探偵として、人から人の手に渡っていく本をめぐる謎を描いたミステリーです。『読み終わった本がどのような思いや経緯を得て、どのように次の持ち主に渡っていくのか』ということが、わかりやすくも細やかな筆致で書かれています。
ブックキュレーター
honto編集員ブックツリーとは?
ブックツリーは、本に精通したブックキュレーターが独自のテーマで集めた数千の本を、あなたの"関心・興味"や"気分"に沿って紹介するサービスです。
会員登録を行い、丸善・ジュンク堂・文教堂を含む提携書店やhontoでの購入、ほしい本・Myブックツリーに追加等を行うことで、思いがけない本が次々と提案されます。
Facebook、Twitterから人気・話題のブックツリーをチェックしませんか?
テーマ募集中!
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを募集中です。あなたのリクエスト通りのブックツリーが現れるかも?
テーマ応募フォーム
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを入力してください。
ご応募ありがとうございました。
このテーマにおける、あなたの”6冊目の本”は?
※投稿された内容は、このページの「みんなのコメント」に掲載されます。
コメントを入力するにはログインが必要です