価値観が変わる！自分らしい自分のための人生を送りたい人に贈る本

1日に3時間しか働かない秘境のユートピア「キルギシア」のお話です。仕事ではなく、自分のために多くの時間を有意義に使う。夢のようだけど実現できるのでは？と思わせてくれる本です。「働く」ことがどこまで必要なのかを考えさせられ、時間や仕事に対する価値観を激変させてくれます。

ディズニーランドでアルバイトをすることになった男が、仕事の意義や誇りに目覚めていく話です。「男の価値観が変容していく様子」が見ものです。夢の国を表から見るのと、裏から支えるのではまったく違う。その現実を目の当たりにしながらもプロとして「支える側」へと変化していく男の心情に、読んでいる側も同調してしまいます。

サラリーマンと突如その前に現れた神様との対話形式で話は進んでいきます。ギャグ要素を交えながら軽い雰囲気なのですが、神様の言葉一つひとつには重みがあります。今、何かに悩んでいたり、行動を起こせずにいたりする人に読んでほしい、神様の言葉に考え方を変えられ、背中を押される一冊です。

長野県で地域医療の充実を目指してきた医師のエッセイです。努力をして寝る間も惜しんで「頑張る」ことが日本では美徳とされていますが、はたして本当に「頑張る」必要性がどれほどあるのでしょうか？「頑張らない」という選択をするべき場面もある、と気づかされ、今の自分の生き方に新たな観点を加えてくれます。

ルソー、ハイデガー、ニーチェなど西洋哲学史を代表する8人の哲学者たちが美少女に姿を変えて主人公の前に現れます。難しく敬遠されがちな哲学という学問を、美少女を通じコミカルに非常にわかりやすく解説してくれる本書。知らなかった哲学に触れることができ、哲学により自分の価値観をについて考え直すことができる本です。