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クールジャパン!日本の魅力を実感し、もっと日本が好きになる本
「日本の魅力って何?」そう聞かれたら、どう答えますか?意外と自分の国についてゆっくり考えることは少ないでしょう。自分なりの答えを持っていれば、グローバル化の進む社会で、ちょっとだけ胸を張って歩けるかもしれません。日本の誇れるものは何かについて、歴史や食事、外国人の視点を通して気軽に学ぶことのできる本を紹介します。
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アメリカ人の文化人類学者が日本について考察をまとめた原作『菊と刀』を、近代的ストーリーに置き換えたマンガです。日本で働くアメリカ人・ティムは日本人特有の観念や風習に窮屈さを感じながらも、しだいに歩み寄ります。ティムの視点を通して「恩」や「恥」という観念に映し出される、日本人の「感謝を忘れない自立した精神」に気づきます。
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著者はアメリカ出身で、日本企業のリクルートなどで勤務経験がある女性です。ともすれば優柔不断、慎重すぎると思われる日本人の考え方は短所ではなく、むしろ世界へ広げるべきなのだと日本での経験をもとに説いています。それらはすべて、日本人にとっては些細でありふれたもの。日本人の「当たり前」を誇らしく思える一冊です。
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世界から評価される日本を、客観的事実を用いて解説します。過去に日本人が建設した海外の建造物が、今なお高い評価を得ているなど、「もっと日本のいいところ教えて!」とつい前のめりになる内容が満載。日本の成り立ちや天皇の意味など、ちょっと身構えてしまう内容も、日本の長所と関連づけることで新鮮な気持ちで学べます。
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イギリス人のフードジャーナリストが、日本食を知るべく一家で日本周遊をした際のエッセイ。北から南までその土地ごとの「食」を、本書のタイトルどおりに「食べつくす」一家を通して、見過ごしていた日本食の多様性やクオリティに気づかされます。ユーモアあふれる語り口も必見。親友の土産話を聞くように軽快に読み進められます。
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