ブックキュレーターhonto編集員
ステップアップにぴったり!子どもに読ませたい児童文学~高学年向け~
小学校高学年ともなると、読書をする際の本の選定が少し難しくなってきます。内容が難しすぎても読むのに飽きてしまいますし、ひらがなが多かったり、簡単すぎたりしてもステップアップになりません。そんなとき、「難しすぎず、簡単すぎない」高学年の読書の第一歩としてぴったりな児童文学を紹介します。
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両親を亡くした少女・ポリアンナは、叔母の家に引き取られます。そこで彼女に待ち受けていたのは、楽しい生活などではありませんでした。叔母からの仕打ちや事故などのさまざまな苦難を乗り越え、ポリアンナがたくましく、まっすぐに生きていく姿を描いたお話です。読みやすい上に学びが多いので、読書のスタートによいでしょう。
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実写映画化もされた「ぼくらの」シリーズの1作目です。親や教師に抵抗しようと「解放区」を作り、立てこもりを始めた中学生たち。そのとき仲間のうちの1人が誘拐されてしまい、大人たちは大混乱となり・・・。テンポのいいストーリー展開に、ワクワクドキドキが止まりません。理解しやすい内容なので、小説の第一歩として適しています。
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はっとして死ンデレラ
笹川 ひろし(作・絵)
会う人を誰でも動物に例えてしまう双子の姉・久美が、出会うはずのない女性と病院で出会ったことからお話が始まります。もしかしてあの女性は、幽霊だったのか・・・。謎を解くために双子の弟・明を巻き込んで、久美は今日も問題を解決しようとします。「ドッキリふたご名探偵」シリーズの第1作で、初めてのミステリーとして最適です。
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大人気「ズッコケ三人組」シリーズの一冊です。会社がどのようなしくみで経営されているかわからない子どもたちが、物語に熱中していくなかで会社の仕組みを大まかに知ることができます。もちろん、3人の楽しい掛け合いも健在です。小説を読む一歩手前の児童文学として、最適なシリーズといえるでしょう。
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