ブックキュレーターhonto編集員
うまい酒をじっくり味わう夜に。一人酒のおともにしたい本
少し栄えた駅前を歩けば、居酒屋の一軒や二軒はすぐに見つかります。会社やイベントの飲み会で大勢で飲むこともあれば、気心の知れた仲間と居酒屋で会話に花咲かすということもあるでしょう。一方で一人酒や宅飲みという言葉も、最近ではよく聞かれるようになりました。そんな一人で飲むひと時に、ふと読んでみたくなる本を集めました。
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紀行エッセイを得意とする椎名誠が、世界各地で出会ったお酒とツマミにまつわるエピソードを紹介する一冊。オーストラリアでトカゲをツマミにビールを飲んだ話から、ラオラオ酒というインドシナ半島の奥地で作られるお酒の話などなど。タイトル通り、ガサゴソと飲みたいお酒を探したくなる話が満載です。
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世界中にある多種多様なお酒。それらはどのように誕生し、世界で飲まれるようになったのでしょうか。本書では、最古のお酒といわれる蜂蜜酒「ミード」や中世を彩ったワインやテキーラの誕生、近代化が発展させたウイスキーやジンの話をはじめ、それらがグローバル化する姿も追っています。お酒の本ですが、世界史の勉強にもなります。
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洋酒うんちく百科
福西 英三(著)
「とりあえずの一杯は、世界で基準が異なる」という話から、イギリスの作家は水割りが好きかもしれないという話などなど。本書では、ビールからカクテル、ウイスキーなどの洋酒と、歴史や文学、音楽をからめた、さまざまなうんちくが軽妙洒脱な語り口で述べられています。上品な一杯を傾けながら、ゆっくりと楽しみたい一冊です。
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祭りのなかで、どのようにお酒が扱われてきたか?神事と宴会が一緒になった光景は、どのように発展してきたか?本書では、そのような日本酒の成り立ちから、暗黒時代と呼ばれる時代を経て「おいしくなった」といわれる理由などを探っていきます。特に日本酒を飲みながら読めば、奥深さに触れながら、よりいっそう味わえるでしょう。
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