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不登校の子どもをもつ親が、わが子の対応に悩んだときの参考になる本
わが子が突然学校に行けなくなってしまい、悩んでいる親御さんは世の中にたくさん存在します。そんなときは親としてどうしたらよいのか考えるヒントとして、さまざまな角度から不登校について書かれた本を読んでみましょう。ここでは、「お子さんの気持ちを大切にして、不登校と向き合っていく」というテーマで集めた本を紹介します。
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著者は国内では珍しい不登校の子どもたちが入学対象者となる私立中学校の校長先生であり、不登校を自身のお子さんが経験している母親でもあります。義務教育を受けさせることは親の役割ではありますが、わが子が「誰もが行くもの」と思われている学校の環境に合わなくなったときにどうすればよいのか?多くの気づきが詰まった本です。
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この本ではオーストリアの哲学者で神秘思想家のルドルフ・シュタイナーが提唱した、「シュタイナー教育」と呼ばれる教育を行っているNPO法人の学校の取り組みが紹介されています。わが子が通常の学校に通えなくなってしまったとき、国内には公教育のほかにどんな取り組みや選択肢があるかが気になった方にオススメの一冊です。
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関西の自治体が設置した不登校の子どものための特区学校「学科指導教室ASU」の取り組みの様子が、詳しく紹介されている一冊です。子どもたちがどうしたら元気を取り戻し、希望をもてるようになるのかを考えた取り組みは、子どもへの接し方などで悩んでいる方へのヒントになるはずです。
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著者は子ども時代に、不登校を体験しています。わが子が何も話してくれなくて、何を考えているのか聞き出すこともできない。仕事をやめてわが子のそばにいるべきなのか?その判断がなかなかできないなど、お子さんの不登校をめぐって思い悩む方の背中を押してくれるアドバイスが詰まっています。
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海外でのいじめの事例や、それに大人がどのように向き合ったかなどが報告された本です。大人にはわかりにくいスマホを使ったSNSなどでのいじめは、日本だけでなく世界中で起こっています。SNSでいつどのようにいじめが起こる可能性があるのか、日本にも共通する現代のいじめ事情を把握するのに最適な一冊です。
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