ブックキュレーターhonto編集員
ユーモアエッセイから純文学まで!初めての北杜夫・百面相文学
北杜夫文学の多様性は、何が出てくるかわからない手品師のシルクハットを連想させます。心震わせる美しい抒情、温かみのあるユーモア、人間の存在に対する普遍的な問い。一作家によって描かれる色や形、香りまでもが異なる世界。手を伸ばしてみてください。最初にシルクハットからつかみ取った本が、北杜夫文学へのチケットとなります。
- 8
- お気に入り
- 935
- 閲覧数
-
自然を愛する少年が過去を見つめ「無意識界」を探究することで、失われていた幼年期を取り戻し、人間として、そして詩人として、覚醒するまでの過程を描いた物語です。この物語における「幽霊」は何を意味するのか?どこまでも透明な抒情の世界に身を浸しながら、あなたの答えを見つけてみましょう。
-
騒々しくも若きパワーみなぎる旧制松本高校時代から、作家を志すようになる東北大学医学部時代までを中心に綴った著者の青春ドキュメントです。文学面ではトーマス・マンへの傾倒が語られ、当時の赤裸々な日記も掲載され、作家・北杜夫のルーツをうかがい知ることができます。
ブックキュレーター
honto編集員ブックツリーとは?
ブックツリーは、本に精通したブックキュレーターが独自のテーマで集めた数千の本を、あなたの"関心・興味"や"気分"に沿って紹介するサービスです。
会員登録を行い、丸善・ジュンク堂・文教堂を含む提携書店やhontoでの購入、ほしい本・Myブックツリーに追加等を行うことで、思いがけない本が次々と提案されます。
Facebook、Twitterから人気・話題のブックツリーをチェックしませんか?
テーマ募集中!
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを募集中です。あなたのリクエスト通りのブックツリーが現れるかも?
テーマ応募フォーム
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを入力してください。
ご応募ありがとうございました。
このテーマにおける、あなたの”6冊目の本”は?
※投稿された内容は、このページの「みんなのコメント」に掲載されます。
コメントを入力するにはログインが必要です