ブックキュレーターhonto編集員
ハウツー本ではありません!愛についてじっくり考えたいときに読むべき本
ここで紹介するのは「こうすれば彼氏ができる」「女性をデートに誘う方法」といった、いわゆる恋愛ハウツー本ではありません。心理学、精神分析、哲学、文学など、いろいろな角度から愛について考察した本をピックアップしました。「愛とは何か?」なかなか答えの出ない問いですが、この問いにじっくりと向き合ってみたいときに手に取ってみてください。
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愛するということ 新訳版
エーリッヒ・フロム(著) , 鈴木 晶(訳)
『愛するという技術についての安易な教えを期待してこの本を読む人は、きっと失望するに違いない』。こんな書き出しで始まる、社会心理学者・精神分析学者のフロムによる本です。親子の愛、異性愛、自己愛など、鋭く分析される愛の理論は目から鱗。今まで持っていた愛に対する考え方が、ガラッと変わってしまうかもしれない一冊です。
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愛について語るときに我々の語ること
レイモンド・カーヴァー(著) , 村上 春樹(訳)
米国の小説家レイモンド・カーヴァーの短編集で、訳は村上春樹です。2組の夫婦がテーブルを囲んでお酒を楽しむなかで、昔の恋愛が話題にのぼったのをきっかけに、いろいろな愛の形について議論し始めます。主人公たちのようにお酒を片手に、「愛の形は一つではなさそう」「愛って何だろう?」などと考えてみるのもいいかもしれません。
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愛について
谷川 俊太郎(著) , William I.Elliott(訳) , 川村 和夫(訳)
詩人・谷川俊太郎が、若き日に創作した作品を収録した詩集です。独特のリズムに乗せられたいろいろな「愛」。言葉の一つひとつ、ラインの一つひとつを噛みしめたくなるような、小説やエッセイなどとはまた違った詩だからこその味わいや深みがあります。愛についてじっくり考えたいとき、詩を読んでみるのもオススメです。
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