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誰の心にも潜んでいる?犯罪の裏側にある「心の闇」を描いた小説
誰の心にもある怒りや憎しみ、妬みなどの嫌な気持ち。これらの気持ちが、ゆがんだ人間関係や複雑な社会環境のなかで異様なかたちに膨れ上がり、やがて「心の闇」となります。犯罪の裏側にあるこうした「心の闇」を描いた小説を集めてみました。これらの本を読んだ後には、凶悪な事件は自分とは縁のないものだ、といえなくなるかもしれません。
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理由 改版
宮部 みゆき(著)
現実で起こった事件では加害者と被害者の関係や犯罪の動機に注目が集まり、人はそれらを知ることで事件を理解しようとしています。しかし、一家惨殺事件を題材にした本書では、事件の真相が明らかになるにつれその動機や背後関係の異様さが、新たな社会の闇となって浮かび上がってきます。直木賞を受賞した、宮部みゆき渾身の小説です。
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