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大切な人が病気になったとき、心に寄り添う気持ちを抱けるようになる本
大切な人が病気になったとき、家族としてどう支えればよいのか?友人としてどんな手助けをすればよいのか?と、戸惑ってしまうことがあるでしょう。そんな風に病気になった人の心に寄り添いたいと思ったときに、あなたの力になってくれる本を紹介します。読み終えたあと、きっとよい未来が待っているとイメージできるようになっているはずです。
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ミステリー作家・加納朋子の闘病記です。急性白血病と診断されて入院生活を送るうちに、心が折れそうな出来事がいくつも起こります。それでも決してユーモアを忘れず、楽しいルールをもって日々乗り越えていく前向きな気持ち、そして妻として母として『愛してくれる人たちがいるから、死なないように頑張ろう』と思う心の強さが胸を打ちます。
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逝かない身体 ALS的日常を生きる
川口 有美子(著)
神経細胞が徐々に機能しなくなっていくALS(筋萎縮性側索硬化症)という病気になった母親を、最後まで介護した女性の記録です。回復することのない病に家族がなってしまったら、自分ならどうするか・・・。本人だけでなく家族にもさまざまな選択肢がある、ということを教えてくれる一冊です。
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大切な人もあなた自身も元気なうちに読んで欲しい一冊です。40年の間、歌人の男女が交わした歌をまとめたこの本は、出会いから別れの軌跡が31文字の歌で綴られています。妻は病に倒れ夫は妻を見送ることになりますが、それぞれが発する言葉の一つひとつから、ともに過ごした時間の重みと、相手への想いが込められていることがわかります。
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