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歴代のアメリカ大統領ってどんな人だった?おさらいしたいときに読みたい本
アメリカ大統領選の季節になると、個性あふれる候補者の顔をたびたびテレビで見ることになります。彼らの人柄や政治的方針に興味を惹かれるかたわら「そういえば、歴代の大統領はどんな人物で、どんなことをやり遂げたんだっけ?」と、ふと疑問に思うこともあるのではないでしょうか。歴代大統領の人物と政治をおさらいできる本を紹介します。
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米国初のアフリカ系大統領が生まれるか、はたまた初の女性大統領が生まれるか?2008年の米大統領選は、オバマとヒラリーの一騎打ちである予備選が特に注目されました。本書は、まさに予備選で抜きつ抜かれつをくり返す両陣営の人間ドラマを小説風に描いたドキュメンタリーです。オバマの精神の強さを実感できる一冊です。
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「奴隷解放」の父とも呼ばれるリンカーンの生涯を追った長編ドキュメンタリーです。幼少の頃から友人に逸話を語って聞かせていた彼が、弁論の天才とされて大統領の座に昇りつめるまでが、丁寧に示されています。もちろん政治的な戦略についての記述も満載。終始一貫した姿勢が彼に成功をもたらした、その軌跡がわかります。
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旧ソ連との冷戦終結の立役者、レーガンの生涯が一冊でわかる本。役者の世界に興味を持った若きレーガンはラジオアナウンサーになり、ついにはハリウッドにまで進出したものの行き詰まり、政治の世界へと転向します。魅力的な人物といわれるゴルバチョフとの難しい駆け引きは、読んでいて手に汗握ります。
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43歳という若さで大統領に就任し、3年目に凶弾に倒れたケネディーは、今でも神話的な人気を誇る人物です。とんとん拍子で出世していったかに思える彼ですが、本書を読めば、原因不明の体調不良に絶えず悩まされていた少年時代の暗い陰と、努力の姿が見えてきます。生身の人間であるケネディーその人に触れられる本です。
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米中関係正常化のレールを敷いたニクソン大統領の生涯を追った一冊。「陰気野郎」というあだ名がつけられるほど暗く真面目な少年だった彼が、その性格とは裏腹に大胆な戦略をいくつも打ち上げていくさまが描かれています。本書で失脚後のニクソンを知れば、後代の大統領たちに多大な影響を与えたことがわかります。
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