ブックキュレーターhonto編集員
恋愛に友情、部活など。あの頃の青春時代の思い出がよみがえる本
当時は気づいていなかったのに、後から振り返ってみると、さまざまな思い出に彩られていたことに気づく青春時代。恋愛、友情、部活など、あなたの青春時代にはどんな思い出が詰まっているでしょうか?大人になってしまった今だからこそ読みたい、あの頃の思い出がよみがえる本を紹介します。
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思春期まっただ中の「14歳」の男子中学生4人組。そんな彼らの恋愛や友情を描いた物語です。初恋の人に想いを伝えられないもどかしさ、友達が難病だと知り、はじめて身近に感じた人の死、学校での微妙な人間関係など、青春時代特有の、毎日揺れ動いていた感情を思い出す物語です。
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69 sixty nine
村上 龍(著)
「THE・やんちゃな男子高校生」と呼べる主人公たちが、ありあまる熱量で人生を駆け抜ける姿が描かれています。下ネタ、イタズラのオンパレードで、ついには高校をバリケード封鎖してしまうまでに・・・。くだらなくも眩しい彼らを見ていると、「ありあまるエネルギーが湧き出ていたあの頃」がよみがえってきます。
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バレー部のキャプテンで人気者の「桐島」が、突然部活を辞めるといい出した。彼の周りの人間を中心に描かれる、5つの物語です。キレイで眩しいだけでない、スクールカーストや「仲間外れ」などのリアルな描写が、青春時代の光と闇を思い出させ、胸を締めつけてくる小説です。
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サッカーをあきらめた主人公が高校入学後に陸上と出会い、仲間とともに自分に自信を取り戻していく物語。陸上という競技特有の自分との戦い、そしてリレーでのチームでの戦いに、部活に打ち込んだ仲間との思い出がよみがえって胸が熱くなります。
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ボックス!
百田 尚樹(著)
不良でやんちゃな鏑矢と、真面目で努力家な木樽を中心に描かれる高校ボクシング物語。ボクシングシーンの臨場感がすばらしいのはもちろん、ボクシングを通して少年が大人へと成長していく過程に、何かに熱中し打ち込んでいた人は、あの頃の自分を重ね合わせることができるでしょう。
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