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難解なイメージが払拭されます!初学者でも理解できるドイツ哲学の本
ドイツ哲学は、哲学史の長い歴史のなかでも重要な位置を占めています。一方で、ドイツ哲学は哲学のなかでも特に難解だと思われがちです。しかし、ここ数年は改訳など新しい版の刊行が相ついでいたり、平易に読める解説書やエッセイのような本も続々と出版されていたり、ひそかな流行の兆しが見られます。この機会にドイツ哲学を学んでみてはいかがでしょう。
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大ベストセラーになった本書は、ニーチェの著書から名言を選び出し、解説を加えたものです。その優れたリーダビリティで誰にでも簡単に読むことができて、ドイツ哲学に触れる最初の一歩として絶好の名著。ドイツの思想を学ぼうと思っている方だけでなく、「人生」に迷いを感じている方にも読んでもらいたい一冊です。
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哲学入門 改版
ヤスパース(著) , 草薙 正夫(訳)
「哲学入門」と題した本はたくさん出版されていますが、20世紀に活躍したドイツの哲学者ヤスパースによる『哲学入門』は特にわかりやすくてオススメです。本書はヤスパースが行ったラジオ講義の記録をまとめたもので、一般の聴衆に向けて「哲学とは何か?」をやさしく解説しています。実際に講義を聞いているような臨場感にあふれています。
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ドイツ哲学のなかでも一風変わった本を紹介します。著者のショーペンハウアーは、頑固なひねくれ者で知られた人物です。本書では誰もが憧れる「幸福」というテーマについて、ショーペンハウアーらしいひねったユーモアを交えて読ませてくれます。「処世術箴言」という原題の通り、名言集として手軽に読めるのもうれしいポイントです。
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