ブックキュレーターhonto編集員
使うために、使われないために。読んでおきたい戦略に関する古典的な名著
己の目的を達成するために編み出された兵法・計略・戦略には、他者を陥れてもかまわない、という非情な面があります。その一方で、目先のことにとらわれず大局的に物事を考えられるようになる、という側面もあるのです。使うにせよ使わないにせよ、一読しておくことで日常のさまざまな局面であなたを助けてくれる、戦略に関する古典的な名著を紹介します。
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兵法三十六計 新装新版
守屋 洋(著)
「三十六計逃げるに如かず」という言葉でも有名な中国に伝わる36の計略を紹介し、中国文学者の守屋洋が解説を加えた本です。紹介されている計略には、本当に実行すると社会が荒れそうなものが多いため、現代で使うのは少し難しいところがあります。相手にこんな計略を仕掛けられないための予備知識として、読んでおくのをオススメです。
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