ブックキュレーター宮川千明
楽し恐ろし女子校が舞台の物語
美しき秘密の花園?それとも珍獣だらけの動物園?謎に包まれた女子校という場所は、物語の舞台にうってつけです。仲間外れ、嫌がらせ、憧れや嫉妬がいつのまにか大事になっていたり・・・個性的なキャラクターと複雑な人間関係が織り成すスリリングな展開もあります。女子校出身者にもそうでない人も楽しめること間違いなし!
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そして誰もいなくなる 改版
今邑 彩(著)
こちらも舞台は名門女子校。演劇部が上演したクリスティの『そして誰もいなくなった』をなぞるように、その役を演じた生徒が次々に殺されていきます。最後に生き残った生徒が先生と刑事にしたある質問から人間の良心についても考えさせられる、ミステリーとしても人間ドラマとしても楽しめる中身のつまった作品です。
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『ベルサイユのばら』の池田理代子が描いた女子校マンガ。社交グループ「ソロリティ」のメンバーになった心優しい主人公は、周囲の人間関係に翻弄されながらも懸命に学校生活を送ります。校内で男役・女役があり、まさに宝塚の世界!私服の学校なので、登場人物の個性に合わせた華やかなファッションも目が離せません。
ブックキュレーター
宮川千明大手電子書籍取次会社にて、出版社向けの営業を3年間担当。中学生のころ読んだヘッセの『車輪の下』をきっかっけに読書が習慣になる、さらに、高校生になりフランスの現代小説の独特の世界にはまり、大学ではフランス文学を専攻。現在はフランス文学に限らず広く読み漁るが、コレだ!と思える作品に出会うと、その著者の作品を全点制覇したくなるタイプ。自分の本棚は小説・エッセイが大半を占め、数少ないビジネス書は入門編ばかり。笑いつでも、どこでもという感覚で電子書籍を好んで読むようになってから、読む量・スピードが格段に上がった経験を持つ。王道の紙の読書に加え、「忙しい貴方に電子書籍を!!」というリーディングスタイルも啓蒙していきたい・・・と秘めながら想う。
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