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恐怖の裏に隠された真実・・・それを知るほどに怖くなるホラー小説
ホラー小説には隠された真実がつきものです。しかしミステリーとは違い、その真実を突き止めたところですべてが解決されるわけではありません。真実を知ったからこそ直面するものがあり、その事実に重くのしかかられることもあります。踏み込んではいけない世界、知らない方がいい真実は確実にあるのだ・・・と思えるホラー小説を紹介します。
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残穢
小野 不由美(著)
読者から送られてきた怪談話を発端に、あるマンションで起きた怪異を調べることにした小説家。事実を調べていくうちに掘り起こされていく過去の積み重ねが恐怖をかき立てます。起きていた怪異が実は過去の事件が発端であることが判明し、さらにその事件も実は・・・と連鎖し拡大していくストーリー展開は圧巻です。
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3年に1度、大量の死者を出すといわれているクラスで起きる惨劇のひと夏を描いたです。女子生徒が階段から落下して首に傘が刺さるという衝撃の事故を皮切りに、犠牲者は増す一方。事の発端や定められたルールをつかみ、立ち向かおうとする主人公に残酷な真実が突きつけられるシーンには胸が痛くなります。
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