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満開の桜の下で読みたい、妖艶で恐ろしい桜にまつわる物語
日本の春を彩る代表的な桜の花。満開になると木全体が淡く輝くようでなんとも幻想的です。そんな桜は美しい春のイメージが強いかもしれませんが、少し見方を変えると妖艶さと儚さもあわせもっています。そんな桜の二つの魅力を文学で味わえる本を集めました。桜の花の下で読むと、より美しくより恐ろしく感じられる物語ばかりです。
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物語は、年老いた俳人・片岡草魚の死によってはじまります。西行法師の歌をモチーフにしたタイトルの通り、どこか切ない悲哀に満ちた雰囲気の本です。草魚をめぐる男女関係や心の機微が丁寧に描かれていて、季節はずれの桜と自由律句が物語に華を添えています。桜のしっとりとした儚さを感じられます
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