ブックキュレーターhonto編集員
神ってただけじゃない!広島カープ、大躍進に込められた熱き想いを感じる本
2016年、セ・リーグを制覇した広島カープ。「神ってる」が流行語になるほどの社会現象を巻き起こしました。長い低迷期を抜け、再び頂点に立った背景には、球団誕生の経緯やチーム関わった選手などの熱き想いが詰まっています。その想いに触れる本をご紹介。カープファンのみならずとも、心動かされるものばかりです。
- 4
- お気に入り
- 2495
- 閲覧数
-
決めて断つ ぶれないために大切なこと
黒田 博樹(著)
2015年、メジャーからの20億円のオファーを断り、カープに復帰し優勝に貢献した黒田博樹の一冊。その舞台裏には、FA取得時に心を動かしてくれたファンや、無名の大学時代からずっと注目してくれた球団への恩返しの想いが込められていました。黒田の男気に触れ、闘志がわいてくる一冊です。
-
新井貴浩物語 がむしゃらに前へ
中野 慶(作) , 吉田 路子(絵)
2016年、通算2000本安打を達成し、セ・リーグMVPに輝いた男も2014年に自由契約の地獄を見ます。しかし地元広島への熱い想い、盟友・黒田との絆もあり、カープに復帰。猛練習を重ね、レギュラーを勝ち取り打線を引っ張りました。山あり谷ありの野球人生に触れ、「もう一度頂点に登り詰める」という熱い気持ちに胸打たれます。
-
変わるしかなかった。
野村 謙二郎(著)
カープ躍進の礎を築いた野村謙二郎の、監督としての奮闘記を描いた一冊。「カープを復活させたい」その想いから自らのこだわりを捨て、チームの成長に必要なこと実行し、優勝の立役者になった若手の育成に成功。その姿からチームへの深い愛情が感じられます。
-
もう一度、投げたかった 炎のストッパー津田恒美最後の闘い
山登 義明(著) , 大古 滋久(著)
80年代後半から90年代前半に活躍した豪速球ストッパー・津田恒美の生涯を描いた一冊です。「弱気は最大の敵」という名言は、亡くなって20年以上経つ今でもカープの投手陣に引き継がれ、カープ躍進を支えた投手陣を支えています。逃げないカープ投手陣の原点が本書にあります。
-
中沢啓治著作集 1 広島カープ誕生物語
中沢 啓治(著)
原爆を落とされ、すべてを失った広島の復興の象徴として立ち上げり、ファンとともに幾多の困難をくぐり抜けてきたカープ。その姿を『はだしのゲン』作者の中沢啓治が描いた一冊。希望を持ち続ければ道が開ける。カープ躍進につながったファンの熱い応援の原点が感じられ、勇気と感動をもらえます。
ブックキュレーター
honto編集員ブックツリーとは?
ブックツリーは、本に精通したブックキュレーターが独自のテーマで集めた数千の本を、あなたの"関心・興味"や"気分"に沿って紹介するサービスです。
会員登録を行い、丸善・ジュンク堂・文教堂を含む提携書店やhontoでの購入、ほしい本・Myブックツリーに追加等を行うことで、思いがけない本が次々と提案されます。
Facebook、Twitterから人気・話題のブックツリーをチェックしませんか?
テーマ募集中!
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを募集中です。あなたのリクエスト通りのブックツリーが現れるかも?
テーマ応募フォーム
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを入力してください。
ご応募ありがとうございました。
このテーマにおける、あなたの”6冊目の本”は?
※投稿された内容は、このページの「みんなのコメント」に掲載されます。
コメントを入力するにはログインが必要です