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独特な雰囲気に包まれる。純文学作家が手掛けたミステリー小説
ミステリーの醍醐味といえば、あっと驚くようなトリックや鮮やかな謎解きなどが挙げられますが、純文学作家が手掛けたミステリーはそれらの魅力だけに留まりません。作品の形式や何気なく描かれた説明・叙述部分、会話文にも工夫が施され、作品が特有の雰囲気に包まれています。純文学作家ならではの独特な趣を醸すミステリー小説を集めました。
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犯罪をテーマにした4編の小説が収められています。そのうちの1編「途上」は、先妻を病で亡くし、内縁の妻との結婚を考えている会社員・湯河が、会社帰りに私立探偵を名乗る男に声を掛けられるところから物語が始まります。2人の何気ない会話からしだいに先妻の死の真相が明るみになっていく展開は、スリリングかつサスペンスフルで引き込まれるでしょう。
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