ブックキュレーター主婦の友社 石井美奈子
今日も頑張って働こうと思う、自分に活を入れるための5冊
働く私たちの前にはたびたび解決できなさそうな問題が立ちはだかり、そこから降りてしまいたいという衝動にかられることも多い。でもなんとか立ち上がって頑張ろうと、今日も自分に活を入れる方々のために幅広い業界のプロの本をチョイス。普段は見ていない場所から自分の仕事や置かれている状況を眺めるのはありかもしれません。
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久々のカルロス・ゴーンもの。日産を建て直し、好業績を継続させた後にCEOを退任した今のほうが、華々しく登場したかつてよりも参考になることが多いのではないか。企業幹部育成講座で語り、受講者たちの切実な質問にも答えた1冊。仕事のどの局面でつまづきそうになっていても、必ずどこかに答えを見つけられる。
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シェフを「つづける」ということ
井川 直子(著)
注目されたイタリア料理の日本人シェフたちがそれぞれの10年後に何を考えているのかを追った。これからイタリアンのブームになりそうな国で頑張る人、地産地消で地元に根を張る人、東京のイタリアンを背負い続けている人、交通事故に遭って車椅子シェフとして活躍する人。道は一つでないことを教えてくれる。
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道を継ぐ
佐藤 友美(著)
ベストセラー『女の運命は髪で変わる』の著者が、鈴木美枝子さんという女性美容師の生き様を100人以上のインタビューからあぶり出した。日本を代表するヘアサロン「MINX」を作り、49歳でがんによって生涯を終えた鈴木さんの後進の育て方、厳しさ、お客様との向き合い方は、一流の働く女性の強さを教えてくれる。
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おざわせんせい
博報堂「おざわせんせい」編集委員会(編)
佐藤可士和らが部下だった博報堂・伝説の広告マン小沢正光の名言集(暴言も)。「世界中、探したのか?」は「できない」とか「ない」とか言い訳する部下に放たれる一言。問題を人のせいや会社のせいにしようとすると、それを説得できないお前が一番バカだと叱られる。自分の甘さを徹底的に叱って欲しいという人に是非。
ブックキュレーター
主婦の友社 石井美奈子主婦の友社(http://www.shufunotomo.co.jp/)で編集の仕事をしています。根っからの本好き、そして、本屋さんが好きで、この業界に飛び込みました。好きな旅・食についてや、女性の視点での健康や老後について本を広く紹介していきます。
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