ブックキュレーターhonto編集員
おもちゃ箱をひっくり返したよう!ワクワク感あふれるバラエティブック
エッセイが続いたかと思うと、突然日記や対談がはじまったり。ページのレイアウトが変わったかと思えば、イラストや写真が出てきたり。そんな、まるで雑誌のような感覚で楽しめるバラエティブック。肩ひじ張らずに読めるだけでなく、思わぬ雑学が身につくのも魅力です。なかでも好奇心を刺激するワクワク感いっぱいで、新しい読書の喜びを味わえる本を集めました。
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1971年発刊の、元祖バラエティブックといえる一冊。稀代の趣味人にして雑学王の著者が、ジャズやロック、映画、小説、N.Y.の風俗まで、好奇心の赴くままに紹介しています。自身のコラージュ作品をあしらったデザイン、ブログを思わせる饒舌で口語的な文章スタイルは、今読んでもドキドキするほど魅力たっぷりです。
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古本エッセイで人気の著者が、「放課後の教室に残って、雑談しているような気持ちで書いた」文章を集めた一冊。作家・角田光代との古本対談、小津安二郎や吉田拓郎の魅力に迫るエッセイ、はては上方芸人論まで、内容はジャンルレスで盛りだくさん。「読者に楽しんで読んでほしい」という著者の気持ちがグイグイ伝わってきます。
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創作の秘密を綴ったエッセイ、生い立ちや読書遍歴を語ったインタビュー、同じSF作家である小松左京、筒井康隆との鼎談など、貴重な内容満載のバラエティブックです。頑固でやさしい人柄から、作品に込められた想いまで。ショートショートを読むだけではわからない、星新一の意外な素顔の数々に驚かされるでしょう。
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元ピチカート・ファイヴの音楽家・小西康陽のバラエティブックは、デザインも内容も彼の音楽同様、ポップで濃密です。世界中で集めたレコードや灰皿のコレクション、少しHな余韻を残す小粋なコント、読むとカレーが食べたくなるカレー鼎談など。著者のマニアックなこだわりに、どこから読んでも引き込まれてしまう一冊です。
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