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奇妙な世界の入り口はすぐそばにある!そう思わせられる言葉の魔術師たちの本
日常の出来事を淡々と描写しながらも、異世界への扉を見つけることができる。または、奇妙な世界への入り口はすぐそばにある。そんな気にさせてくれる本を紹介します。イメージが折り重なっていくような語り口に浸ることであなたの中に眠っていた感情が呼び覚まされ、今までと違う風景が見えてくることでしょう。
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韓国人作家パク・ミンギュによる短編集です。グローバリズムと競争に翻弄され、いつまで頑張ればいいのかと悲鳴を上げそうになっている人々を、ユーモアを交えて描いています。表題作は表紙から連想するイメージからは程遠い、意外な展開が待ち受けています。その演出に、感動を覚えることでしょう。
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宮沢章夫のエッセイの面白さは、鋭くキレのあるツッコミ力にあります。本書では些細な出来事から膨らんだ、イメージの洪水が書き留められています。さまざまなテクニックについての考察に、「よくそこまで思いつくなあ」と唸らされるでしょう。思わず笑ってしまうユーモア満載なので、一人のときに読むのがオススメです。
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