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飛ばし読み厳禁!巧妙なプロットに唸らされる珠玉のリーガル・サスペンス
手に汗握る法廷での弁論合戦、事件の裏に隠された衝撃の真実、そしてパンチの効いた法曹人や個性的な容疑者たちと、楽しみどころ満載の「リーガル・サスペンス」。ここでは、そのなかでも思わず唸らされてしまう巧妙なプロットの小説を紹介します。いずれも劣らぬ名作に、ハマってしまうこと請け合いです。
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巨大訴訟 上
ジョン・グリシャム(著) , 白石 朗(訳)
過酷な労働にうんざりして大手法律事務所を飛び出した若手弁護士が、場末の小さな法律事務所に自分の居場所を見つけます。そこで巨大企業相手の訴訟を担当することになった彼は、かつて所属していた事務所と対決することに・・・。巨大な力に対して必死にもがく弱小事務所の姿が真に迫っており、誰もが惹き込まれる法廷劇に仕上がっています。
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情況証拠 上
スティーヴ・マルティニ(著) , 伏見 威蕃(訳)
著者の代表作「弁護士ポール・マドリアニ」シリーズの第1弾です。かつての恩師が謎の死をとげ、容疑者となったその妻の弁護を引き受けることになったマドリアニ。次々と突きつけられる状況証拠で圧倒的に不利な立場に追い込まれながらも、必死に弁護を続ける彼の秘策とは?息つく暇もないすさまじい法廷闘争に、時間を忘れてしまう一冊です。
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イリーガル・エイリアン
ロバート・J.ソウヤー(著) , 内田 昌之(訳)
近未来の地球を舞台に、地球人殺害の容疑をかけられたエイリアンの裁判の行方を描いた異色のリーガル・サスペンスです。立件する側は人間、弁護を担当するのも人間、でも容疑者はエイリアン。一見ジョークのようなプロットを大マジメに展開し、パターン化しがちなこのジャンルに絶妙なアクセントを加えた革命的な小説です。
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高級車リンカーンがオフィス代わりの型破りな弁護士ハラーを主人公にした「リンカーン弁護士」シリーズの第1弾です。資産家の息子の弁護を引き受けた敏腕弁護士のハラーが、徐々に明らかになる事件の闇に翻弄されます。ミステリアスな容疑者の弁護を背負ってしまったハラーの苦悩と、アッと驚く奇抜なアイデアに唸らされる法廷サスペンスです。
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