ブックキュレーター徳間書店 営業企画課副部長 岡本八重子
女の定年後、どうなる?どう生きる?
「定年後」。決して男性だけのテーマではありません。ある本によると、2024年には全国民の3人にひとりが65歳以上、しかも女性の方が多いんだとか。これまでの人生を自分の望むとおりに生きてきた、私たち世代の女性たち。「高齢者」になってもそれはきっと変わらない。だから今から、どうなる?どう生きる?をイメージしておきませんか。
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「少子高齢化社会」をここまで具体的に描かれるとやはり衝撃的だ。日本人のほとんどが高齢者になる社会を、あなたも直視したほうがいい。3人にひとりが65歳以上の社会では、具体的にどんなことが起こるのか?そこで暮らしている自分自身をリアルに想像できる本。
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「仕事が生きがい」は昭和のおじさんの話ではなくて、私たち世代の、がんばって仕事をしてきた女性たちも同じこと。だから、定年後の「仕事ロス」が容易に想像できるわけで・・・。この本には「生涯現役」という生き方や身体のメンテナンス、楽しみの見つけ方など、具体的な実例がたくさん書かれていて、心強い。
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定年後が180度変わる大人の運動
中野 ジェームズ修一(著)
一番大切なものは健康だ、と心から思う。この本は、中高年が自分の筋肉と向き合い、メンテするためのエクササイズ本。ひとつひとつのエクササイズは地味だけど、中野ジェームズ修一さんの叱咤激励(と読める)がモチベーションを下げさせない。頼れるのは自分だけ!と気を引き締めてくれる1冊。
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山が好きなのでこの本を手に取ったら、「死に方」の本だった。田部井さんはがんが再発しても、いつものとおりに淡々と山行という「仕事」をこなす。死と闘ったり向き合ったりすることもなく、できることをできるなりに、淡々と。日常の延長に死があったという死に方は、難しそうだけれど理想的だ。
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アラフィフ女性の「あるある」。ある日突然、何を着たらいいのかわからなくなる!何を着ても決まらなくなる!そのお悩みを女子会トーク全開で共有してくれ、スタイリスト目線で解決してくれる1冊。中高年こそコギレイにしていないと!と気持ちがアガることうけあい。
ブックキュレーター
徳間書店 営業企画課副部長 岡本八重子出版社で書籍の営業企画課という部署に所属しています。元々はフリーの編集者でライター、雑誌の創刊に関わりこの会社に入社、次第に本を作るだけではなく、書籍販売の仕組みまで知りたくなってしまい今に至ります。「生涯現役」をイメージしているからこそ、そろそろ仕事に対するスタンスをゆるめにシフトチェンジしつつあるアラフィフ。
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