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  5. 苦しみなくして幸せなし――わが人生の書と、よき先哲の言葉

作家・心理学者 加藤諦三ブックキュレーター作家・心理学者 加藤諦三

苦しみなくして幸せなし――わが人生の書と、よき先哲の言葉

「人生をもっと楽にしよう」という願望が、現代社会を創ってきた。私の専門とする「心の問題」も多くの先哲の知恵によって解決法が導かれてきた。今こそそれらを読んでほしいと思う。

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  • ジャン・クリストフ 改版 1

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    ジャン・クリストフ 改版 1

    ロマン・ローラン(作) , 豊島 与志雄(訳)

    この本がなかったら私は苦しい青春時代を無事に生き抜けなかっただろう。私はこの本を心の支えにして若い日を生き抜いた。散歩に行くときも、寝るときもこの本と一緒だった。長編小説であるが、一頁、一頁めくるのが怖かった。読み終わるのが怖かったのである。これを読み終えたら後はどうして生きて良いか分からない気がしたからである。そして読むと残りが少なくなるので、何度か中断した。最後の頁は、読めなかった。1日待ってから読んだ記憶がある。当時の私の日記は『ジャン・クリストフ』の言葉で埋め尽くされていた。何よりも心に刺さったのは「人は幸せになるために生まれてきたのではない。自らの運命を成就するために生まれてきたのだ」と言う言葉だった青春時代、私は幸せではなかった。でも幸せになりたかった。しかし「人は幸せになるために生まれてきたのではないのだ、与えられた運命を成就するために生まれてきたのだ」と言う言葉や、「汝のなるべきものになれ」という言葉は、その後の人生で私の「心の砦」となった。そして半世紀にわたって私の書いているものの根底にあるテーマである。

  • フランクル著作集 1 夜と霧

    フランクル著作集 1 夜と霧

    ヴィクトル・フランクル(著) , 霜山 徳爾(訳)

    現実を認めない防衛的態度だと、どんなに苦しんでもその苦しみが成長と救済につながることはない。苦しみが成長と救済につながるのは、現実から逃げないで苦しんだからである。これがおそらくフランクルの言う苦悩能力と言うものである。恵まれている環境で生まれ成長した人もいる。恵まれていない環境で生まれ生長してきた人もいる。人は、それぞれの環境で生まれそれぞれの環境で今日まで生長してきた。だから自分が生きて来た体験を肥やしにして、生きなさいと、フランクルは言いたいのではないか。苦悩能力とは、態度価値を実現する能力である。安逸な幸福と生きがいの両方を求めても、それは決して得られるものではない。フランクルは、指導は「苦悩能力の確立」であるという。それは苦しいときに、腹をくくりながらも「なぜ?」と考えることを学ぶことであると私は思っている。実はこれが学問である。それが人の潜在的能力の実現に結びついている。だから学問は人を救うが、学歴は人を救わないのである。

  • 完全なる人間 魂のめざすもの 第2版

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    完全なる人間 魂のめざすもの 第2版

    A・H・マスロー(著) , 上田 吉一(訳)

    よく「愛されるためにはどうしたらいいか?」という相談がある。理屈は簡単なこと。愛してくれる人を自分の方から排除しなければいい。それだけで人は愛される。二人で食事中。「その食べ方、おかしいよ」と注意してくれる人が、相手を愛している人である。ふれあっているからそう言える。愛されないと不満な人は、そう言ってくれる人を自分の方から遠ざけている。マズローの言うことを一口でまとめれば、成長することは、通常人が考えているよりもはるかに困難に満ちたものであることを私たちは知らなければならないと言うことであろう。正にその通りである。人間は幸せになれる様にプログラムされているわけではない。

  • 不安の人間学

    不安の人間学

    ロロ・メイ(著) , 小野 泰博(訳)

    私たちは良く「悟り」という。この悟りは誰でも苦労した後の心理状態であると理解している。つまり苦労しなければ悟りという救いはこない。諦めは、積極的意味では「悟る」ことである。それはロロ・メイの言う「意識領域の拡大」であろう。不愉快や憂鬱などマイナスの感情に苦しめられる、そういう時に「なぜこんなに辛いのだろう?」「なぜこんなに不愉快なのだろう?」と考えることで、ロロ・メイの言う「意識領域の拡大」につながる。あることが自分にとって耐えがたいから、その事を無意識に追放した。それが不幸の始まりである。

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    自分の心に気がつくことの一つ一つが、竹で言えば、節目である。それを機会に先に伸びていく。いいかえれば、自分の心に気づき成長しようとすればするほど「内面の自由と力を獲得する。」と言う事である。あることが自分にとって耐えがたいから、その事を無意識に追放した。そして自分で自分の心が分からなくなった。それが不幸の始まりである。「私はノイローゼでもいい」、そう思うことから出発する。「私はノイローゼ」と分かることは素晴しいこと。自分の心に気がついたのだから。心に涙がたまっている。だからきっと明日はいい日になる。

作家・心理学者 加藤諦三

ブックキュレーター

作家・心理学者 加藤諦三

1938年、東京生まれ。東京大学教養学部教養学科を経て、同大学院社会学研究科を卒業。現在、早稲田大学名誉教授、ハーヴァード大学ライシャワー研究所客員研究員。主な著書に、『心の休ませ方』『自分のうけいれ方』『不安のしずめ方』『自分に気づく心理学』『やさしい人』(以上、PHP研究所)、『なぜ、あの人は自分のことしか考えられないのか』(三笠書房)、『心と体をすり減らさないためのストレス・マネジメント』(大和書房)などがある。

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