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天才VS鬼才!高度な頭脳戦に思わず手に汗握るミステリー小説
人並外れた才能を持つ者同士の対決にはフィクションならではの魅力が詰まっていて、いつの時代も読み手を魅了してきました。特にミステリー小説における手に汗を握るような頭脳戦は、思わず時間を忘れてのめり込んでしまうような魅力があります。ここでは、そんな痺れるような対決を存分に楽しめる小説を集めました。
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初登場の『レッド・ドラゴン』、そして次作の『羊たちの沈黙』で強烈なインパクトを残し、当代最高のヴィランとの呼び声も高いハンニバル・レクターを主役に据えた悪漢小説です。本書でレクターに相対するのは巨大な富と権力を持つ、彼に勝るとも劣らない狂人。明晰な頭脳を備えた狂人たちの血で血を洗う凄惨な争いに圧倒される一冊です。
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『一つの微細な罪悪は百の善行に償われる』という独自の理論のもと、ある殺人を実行してしまう頭脳明晰な若者の苦悩を描いた物語です。基本的には善であろうとする聡明な主人公と、彼に疑いを抱いて執拗に論戦を仕掛ける予審判事の鬼気迫るやり取りがすさまじく、重厚な思想小説にスリリングなサスペンス要素を加えた傑作となっています。
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四肢麻痺の元科学捜査官の活躍を描いた「リンカーン・ライム」シリーズ第7弾です。豊富な知識と卓越した分析力で数々の難事件を解決してきたライムが、シリーズ最強の知能犯を迎え、これまでにないほどの熾烈な頭脳戦を繰り広げます。「どんでんがえし」が代名詞である著者渾身の一冊である本書は、最後の1行まで気が抜けません。
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