ブックキュレーターhonto編集員
初心者はまずここから!「三毛猫ホームズ」シリーズでオススメの初期作
1970年代から続くユーモアミステリーの代表作、それが「三毛猫ホームズ」シリーズです。血が苦手な刑事・片山と三毛猫・ホームズの名推理を中心に、気軽に楽しめるミステリーとして長きにわたり人気を得ています。短編集も含めると50冊以上も刊行されている長寿シリーズから、初心者ならここから読みたい!という初期作をピックアップしました。
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ホームズ一行は旅行先のドイツで、古城内で起こった連続殺人事件に巻き込まれます。閉鎖された空間で次々と犠牲者が出るストーリー設定は緊張感があり、古城に仕掛けられた巧妙トリックに対してホームズによる推理が冴えわたります。猫であるホームズがどのように片山たちに推理のヒントを示すのか、その様子を知るのにぴったりな一冊です。
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『三毛猫ホームズの騎士道』から続くドイツ編です。片山刑事一行が泊まっていたドイツの古城ホテルで婦女暴行事件が発生し、片山は犯人にされた上に結婚を迫られてしまいます・・・。女性恐怖症の片山がシリーズでなぜモテるのか?その理由がわかるようになるでしょう。
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猫恐怖症で片山の妹・晴美に恋する刑事・石津が住む新興住宅地と、その隣の村にある「猫屋敷」である惨劇が起こります。その事件にホームズや片山たちが関わるようになるので、片山兄妹とシリーズの主要キャラクターである石津の関係性を簡単に知ることができます。著者ゆかりの巨大団地が舞台のモデルになっていることでも知られている一冊です。
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オーナーの娘が殺害され未解決になったままの老舗リゾートホテルで、事件の10年後にかつてその場にいた人々が集められます。『今度は私の番だ』と予言するオーナーの真の目的とは・・・。ホームズの推理をヒントに、片山、晴美、石津のそれぞれが得意分野で活躍!そんな明快な解決編が、魅力たっぷりに描かれています。
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数多く発売されている「三毛猫ホームズ」シリーズの短編集のなかで、初心者にオススメなのがこの一冊です。表題作では、バスの中で見知らぬ少女に声を掛けられてついて行ってしまったホームズを、みなで捜索するのですが・・・。身近な場所や物事を描いた、読み進めやすい全4編が収録されています。
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