ブックキュレーターhonto編集員
情報よりも情熱に引き込まれる!個性的で熱いメディアの作り手たち
インターネットを中心に、メディアのあり方や質についてさまざまな議論が交わされている現在。すでになくなっている雑誌から大人気のインターネットメディアまで、そんなメディアに人一倍情熱やこだわりをもって携わる作り手たちを紹介した本を集めました。それぞれのファンはもちろん、新しいことをはじめたいと考えている方にも刺激を与えてくれるはずです。
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雑誌『暮らしの手帖』編集部に在籍していた著者が、伝説の編集長・花森安治との思い出を綴った回想録です。花森が何よりこだわっていたのが文章。「話すように書け」「いい文章を暗記しろ」と口酸っぱくいい、花森自身も他人の文章を書き写した大量のノートをもっていたとか。伝説の裏に隠されたその努力に驚かされます。
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ポップカルチャーのニュースサイトとして絶大な人気を誇る「ナタリー」。その誕生前からの歴史を創業者みずから語ったのが本書です。毎月自転車操業でも、「自分のやっていることに確信をもち、ただ面白いと思うものを作り続けてきた」という著者。淡々とした語り口の裏側にある、ゆずれない信念に胸が打たれます。
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Get back,SUB! あるリトル・マガジンの魂
北沢 夏音(著)
1970年代初めに神戸から現れ、ビートルズなどのセンスあふれる特集や、号によってサイズが異なる斬新なデザインで、手に取った者に衝撃を残した『SUB』。本書はその編集者・小島泰治の生涯に迫った一冊です。死の直前に語った雑誌づくりへの想い、今の雑誌以上に洒落た誌面の写真に圧倒されるでしょう。
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49歳で自分のWebサイト『ほぼ日刊イトイ新聞』を立ち上げた著者が、その喜びと苦労に満ちた舞台裏を描いた本です。大切にしているのは結果やお金ではなく、過程の「楽しさ」。そして、お客さんの喜びや悩みに共感する情熱をもつこと。決してブレることのないその考え方に、変わらぬ人気の秘密がうかがえます。
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銀座Hanako物語 バブルを駆けた雑誌の2000日
椎根 和(著)
「キャリアとケッコンだけじゃ、いや。」そんな新しい生き方を目指す女性を読者に、バブル期に誕生した『Hanako』。創刊からの5年半を描いた本書の主人公は、超パワフルで個性的な女性編集者たち。楽しみながらブランドやスイーツのブームを次々と生み出していく姿と、その裏側の人間ドラマがエキサイティングです。
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