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「吾輩は読んだことがない」という人も!夏目漱石に興味がわき小説を読みたくなる本
夏目漱石の小説を読んだことのない方、読まず嫌いしている方のために、読めば思わず彼の小説を手に取ってみたくなる本を集めました。意外な人柄やエピソード、波乱に富んだ生涯、作品の楽しい読み方など、内容はさまざま。どれも学校では教えてくれない、本当の漱石の魅力を教えてくれる本ばかりです。
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恋やユーモア、人生、芸術などをテーマに、漱石の小説からピックアップされた言葉が並んでいます。『人は汽車へ乗るという。余は積み込まれるという』『自己に何等の理想なくして他を軽蔑するのは堕落である』など、時を経ても気づきやヒントを与えてくれる言葉の数々に、漱石の小説の現代性が浮かび上がってきます。
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漱石を人生の師と仰ぐ著者が、自らの人生経験を重ね合わせながら、その人柄と代表作を紹介しています。21世紀にも通用する鋭い文明批評、「国民的作家」の枠におさまらない反国家・反権威主義的な言動、好きだった女性のタイプなど、ただの作品案内にとどまらない、漱石の奥深さに目を開かされる一冊です。
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漱石とその時代 第1部
江藤 淳(著)
全5部にわたる伝記の第1部となる本書。1歳のときに里子に出され、『存在すること自体が罪である』という意識にさいなまれて育った漱石は、学問をきわめて社会の『有用の人』となるべきか、自らが望む文学の道に進むべきか煩悶します。近代化を進める明治時代の社会を背景に、悩める若き漱石の姿が精細に描かれています。
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