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死んでも気になる人がいる・・・。幽霊の想いを知ることができる物語
死んでしまったあと自分の意識はどうなるのか?という問いは、人類史上最大級の謎としてさまざまなかたちで検証されてきました。ここでは生前の想いを引き継ぎ、生者を見つめる幽霊たちの物語を紹介します。ホラーやオカルトではない読む者の心を癒し慰めてくれるやさしい物語は、親しい人を亡くして喪失感から抜け出せない方にもオススメです。
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学校からの帰り道、隣人に突然命を奪われた14歳の少女スージー。娘を守れなかったと苦悩する両親、妹や弟、祖母、そして初恋の男の子を、天国から抜け出して見つめ続けます。崩壊した家族が時間とともに再生する姿がスージーの一人称で語られますが、家族に寄り添うスージーの言葉が読者の心にもやさしく沁み入る物語です。
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ある日突然トラックにひかれて死んでしまった少年ハリーは、アーサーという名の少年とともに死者の国を飛び出して、生者の国へ戻ってきてしまいます。事故に遭う直前の姉弟ケンカが心残りだったからです。少年2人の冒険は明るく楽しいだけではありません。それでも魂の最後がこうだったらいいな、と読後に心が安らぐ物語です。
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