ブックキュレーターhonto広報担当 土佐勝彦
マスコミ業界の雰囲気を疑似体験!知られざる内側を体感できる本
マスコミ業界。昔から憧れの就職先としてTV局、新聞社、出版社など人気です。仕事も著名人や政財界など多岐にわたる対象者に取材をして記事を作成したり、番組を企画・制作し、それが世の中に公開され影響を与えたリする一般人の領域とはかけ離れた内容です。でも華やかな面もあればつらい面も・・・。知られざる内側を体感して下さい。
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歪んだ蝸牛
田中 経一(著)
警察のガサ入れを生放送する高視聴率番組の演出をする制作部の男VS社内で絶大な権力を振るう編成部長。局の大物の自白を撮る為の生中継に全てを賭ける。あまり知りえないテレビ業界の内情に触れ、演出とヤラセの線引きを考えさせられます。タイトルの「蝸牛」の意味を知った時には思わずニヤリとします。
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ディレクターズ・カット
歌野晶午(著)
TVワイドショーの人気コーナーで若者の無法行為を撮影し、独占放送する下請け番組制作会社の「突撃ディレクター」の裏側は「やらせ」。キー局と制作会社の待遇差に不満を覚えながらもスクープはものにしたい、というテレビマンの性(さが)が謎の殺人鬼を追いつめたスクープ映像の先にあったものとは?
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新聞記者司馬遼太郎
産経新聞社(著)
「生まれ変わっても新聞記者になりたい」と言う国民作家・司馬遼太郎が新聞社へ入社した経緯から記者時代を綴る。花形部署ではない文化部に配属され、人気のない宗教や大学という「寺回り」を担当したが、記事をあまり書かず好きな調べものをして素養を磨いていられた良き時代背景が作家・司馬遼太郎の原点であった。
ブックキュレーター
honto広報担当 土佐勝彦hontoの広報として、ニュースリリースや取材・イベント対応に従事。家に本がある環境に育ち、小学生の時に読み始めた日本文学全集のおもしろさにはまり乱読を開始する。その後通学・通勤時間を利用して歴史小説やミステリーに凝る傍ら、コミック誌にもくまなく手を伸ばす生活に。現在は暇さえあればコミックを電子書籍で、小説を文庫本でというスタイルで乱読を継続中。登山の友として本を持参するものの疲れて読まずじまいに多々陥る。好きな作家は司馬遼太郎と安部公房。
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