ブックキュレーターhonto広報担当 土佐勝彦
ゾンビや妖怪よりも人間の悪意が1番怖いと感じる本
幽霊や妖怪、はてはゾンビに至るまで現代には怖い存在が色々あります。けれども1番怖いのは、「人間」です。金銭欲や出世欲に基づく嫉妬や恨み、人を人とも思わない行為などなど。普段表には現れない人間の内側にある怖さを覗いてみませんか?
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白き手の報復
渡辺 淳一(著)
病院を舞台にしたサスペンスタッチの短編集。収録されている「空白の実験室」は、医局内で教授と助教授が連続して白血病で死亡する。やがて講師までもが同じ病に倒れる。ヒエラルキーの上から順に被害に遭っていくという、偶然か、それとも悪意を持った誰かが・・・。自分も誰かに狙われているかも?と思うとゾクっとします。
ブックキュレーター
honto広報担当 土佐勝彦hontoの広報として、ニュースリリースや取材・イベント対応に従事。家に本がある環境に育ち、小学生の時に読み始めた日本文学全集のおもしろさにはまり乱読を開始する。その後通学・通勤時間を利用して歴史小説やミステリーに凝る傍ら、コミック誌にもくまなく手を伸ばす生活に。現在は暇さえあればコミックを電子書籍で、小説を文庫本でというスタイルで乱読を継続中。登山の友として本を持参するものの疲れて読まずじまいに多々陥る。好きな作家は司馬遼太郎と安部公房。
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