ブックキュレーターhonto編集員
ファンタジーが苦手な方へ!生活に寄り添ったやさしい魔法が出てくる小説
魔法の出てくる物語と聞いて、遠い外国が舞台であったり壮大な展開の物語であることを想像して、ちょっと苦手・・・と思う方もいるでしょう。そんな方にオススメなのが、ここでピックアップしたような人々の生活に寄り添ったやさしい魔法が出てくる小説です。読後には自分の周りにも魔法が存在しているのかも?と思えてくるかもしれません。
- 39
- お気に入り
- 6685
- 閲覧数
-
親を亡くし、親戚の所をたらい回しにされている勇希が夏休みの間に身を寄せることになったのは、カフェを経営している会ったこともない伯父の家でした。同居するにあたっての伯父との約束は「魔法修行に励むこと」。魔法ですべてを解決するのではなく、自分の力を出すためのきっかけとして魔法を使っているのが素敵です。
-
学校に行けなくなった少女・まいは魔女の血を引くおばあちゃんのもとで休養しながら魔女の心得を学び、魔法の基礎トレーニングを行います。暗いタイトルとは逆に、おばあちゃんと過ごした日々がやさしく描かれた一冊です。おばあちゃんがまいに向けた言葉を読んでいると、自分も一緒に魔法を学んでいるような気持ちになるでしょう。
-
13歳になったらひとり立ちして、魔女のいない街で1年間暮らすのが魔女のしきたり。空を飛ぶ魔法しか使えない魔女のキキは、宅急便を始めて街で人々にさまざまなものを届けます。うれしいこともつらいこともたくさんあるなかで、新生活の不安やモヤモヤした気持ちを乗り越えるキキの姿に元気をもらえること間違いなしです。
-
小学6年生のリナが夏休みの間に過ごすことになったのは、魔法使いの子孫だという人々が暮らす「霧の谷」でした。魔法はたしかに存在するけれど、目立つような大きいものではないのが特徴です。そんな環境でリナがどんどん成長していくのは、やはり魔法の力なのでしょうか。ユニークな登場人物がとても魅力的なファンタジーの名作です。
ブックキュレーター
honto編集員ブックツリーとは?
ブックツリーは、本に精通したブックキュレーターが独自のテーマで集めた数千の本を、あなたの"関心・興味"や"気分"に沿って紹介するサービスです。
会員登録を行い、丸善・ジュンク堂・文教堂を含む提携書店やhontoでの購入、ほしい本・Myブックツリーに追加等を行うことで、思いがけない本が次々と提案されます。
Facebook、Twitterから人気・話題のブックツリーをチェックしませんか?
テーマ募集中!
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを募集中です。あなたのリクエスト通りのブックツリーが現れるかも?
テーマ応募フォーム
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを入力してください。
ご応募ありがとうございました。
このテーマにおける、あなたの”6冊目の本”は?
※投稿された内容は、このページの「みんなのコメント」に掲載されます。
コメントを入力するにはログインが必要です