ブックキュレーターhonto編集員
生きていることの不思議。読めばきっと生きることが好きになる本
私たちはなぜ生まれ、なぜ死んでいくのか。簡単に答えが出る「問い」ではありません。生命の神秘性や、時にはおもしろいとも思える現象の数々。ここでは、そんな生命をあらゆる側面から考察することができる本をセレクトしました。読後には、少しだけ「生」に対する考え方が変わっているはず。生きるって素晴らしい、と思えるようになるでしょう。
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14歳の生命論 生きることが好きになる生物学のはなし
長沼 毅(著)
「新世紀エヴァンゲリオン」や「ONE PIECE」、「風の谷のナウシカ」などのアニメや漫画に登場するキャラクターの生き方から生命論を解説しています。生まれて、生きて、死んでいくことを、身近な題材を通して考えることができる一冊です。主人公たちが懸命に「生きる」エピソードが紹介されていて、大人が読んでも学ぶところが多いでしょう。
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「時間は体重の4分の1乗に比例する」のだそうです。サイズが違えば生理的時間も変わる、という驚きのからくりが解説された生物学の入門書です。ゾウやネズミから昆虫や植物にまで話は及びます。相対化された人間の自然の中での立ち位置を知ることで、生命についてこれまでとは違った視点が得られるでしょう。
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生物と無生物のあいだ
福岡 伸一(著)
小説を読んでいるような語り口で、DNA構造の解明や、「生命とは何か」ということを解き明かしていきます。20世紀最大の発見(DNA構造の発見)にまつわる疑惑。生物と無生物を識別する「動的な平衡状態」を最初に示した科学者は、数奇な運命をたどっていました。読み始めたら止まらない科学ミステリーです。
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生命のバカ力 人の遺伝子は97%眠っている
村上 和雄(著)
遺伝子には、ONとOFFの仕組みがあるそうです。そして、私たちの遺伝情報はほとんど眠っているといいます。眠っている遺伝情報をONにできたとしたら・・・。休眠状態の遺伝情報の引き出すための行動や思考について解き明かしています。本書を読めば、眠っている97%の遺伝子を目覚めさせることができるかもしれません。
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